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相性がキツイ? CFD Panram メモリ

WindowsXPのサポート終息に伴って、最近は法人さん向けのWindows7の自作PCの組み立て依頼が多くなった。(Win8.1は全く人気が無いw)

当然コストを抑えるのが前提なのでビジネス向けのスペックで組み上げる事になるが、最近マイッたのがマザーボード(CPUか?)とメモリの相性問題。

DDR3のメモリは発売当初、結構相性があったが最近はあまり遭遇しなかったので、何も意識せずに価格の安いCFD/PanramのDDR3 PC3-10600 2GB×2を購入・組み立てた。

ファイル 163-1.jpg

Asus B85M-K + Celeron G1840でUEFI BIOSも普通に立ち上がったのでOK・・と思ってUEFI BIOSをUEFIから最新版にアップデートした途端・・認識しなくなり、BIOSが立ち上がらなくなった。(^_^;)

焦りまくった挙句、手持ちの同じCFD Elixerに変えたら・・あれ?
あっさり立ち上がる。
Panram 2GB×2の4GB/デュアルチャンネルを1枚/シングルチャンネルにすると・・これなら何事もなかったように立ち上がる。

B85M-KのBIOSバージョン0905ならOKだが最新版の1001だとPanramはBIOSで認識せずにNGになってしまう。

面白い事にバージョン0905なら大丈夫と思ってWindows7をPanram2枚でインストールすると途中で文字化けが起こりフリーズ・・
なんじゃ??意味わからん(^_^;)
MemTestではエラーが無いのに・・。

一方、AMDプラットフォームだとPanramデュアルでWindows7をインストールしても何事も起こらない。
摩訶不思議。

こう言う相性問題は忘れた頃に起きるんだと染み染み感じました。
全く理由はわからないけど・・

Gigabyte GA-X79-UP4 BIOSフリーズ

超高級仕様な Gigabyte GA-X79-UP4 自作システム。
CPUはi7-3970X でメモリは Colsair製 8G×4=32GB の4チャンネル仕様。
このアクリル製のベンチ台・・?は サイズの製品でした。


まあ、それはともかくBIOSがフリーズするので検証して欲しいと言う案件。

ファイル 137-1.jpg ファイル 137-2.jpg

ビデオカードは Elsa の Quadro600 が、とりあえずX8スロットに付いていた。

確かに起動はするが、UEFI/BIOSの設定画面に入れない・・
キーを受け付けずにフリーズした状態になる。マザボの初期不良か?

結論から言うと、UEFI対応BIOS(Rev.F2) とQuadroの相性だったようだ・・滝汗

試しに検証用のGeForce520と差し替えたところ普通に起動できたので、そのままBIOSリビジョンをF2→F3pに上げてみると、差し替えても問題は起きなかった。

ファイル 137-3.jpg ファイル 137-4.jpg

マザーボードの初期不良ではなくて一安心。

UEFI対応BIOSとLegacy BIOSの切り替えが出来れば大丈夫だったのかもしれない。
(多分このボードは出来なかったと思うが・違ってたらすみません!)

最初は「UEFI対応」のビデオカードなんて有るのか?とも思ったが、そうでは無く、違った意味でWindows8のFast Boot対応のビデオカードが UEFI Video BIOS なるモノを搭載していて「UEFI対応」と呼ぶらしい・・。

http://kuroutoshikou.com/modules/display/?iid=1735

最近の話だが知らなかった・・汗

Foxconn Renaissance メモリー相性

Foxconn製Renaissance(X58)を使った自作PC。
Windows7 SP1がインストール途中で止まってしまうという不具合。
途中の画面で止まって延々動かない。(インストール終了まで3時間程度掛かったか?)

ファイル 131-1.jpg

各パーツ類個別の動作検証では不具合は見られないようだが、どうもこのボードはBIOS各リビジョンとメモリーモジュールの相性が厳しいらしい。
いや、相性と言うレベルではないかもしれない。バグだろう。ドクロ

Samsung製DDR3/4GBモジュール3枚でトリプルチャンネル動作をさせているようだが、動作が異常に遅い・・。
865+Celeronの方がまだマシな位の感じだ・・。
鱈Pen3+512MBの方が全然速いよ。今、鱈から何年経ったんだっけ?

ファイル 131-2.jpg

CPUはi7-920だったのでBIOSを853F1P14まで上げてみたが症状変わらず。
ただ、2枚にしてデュアル動作なら普通?に動作する。
この状態で、ふつーにSP1をインストールする事が出来た。

他メーカーのモジュールだとどうなるか検証ができなかったので、とりあえず4G×2のデュアル動作で使ってみる事になった。

BIOSの出来が悪いのか・・原因は時間の関係で追求できなかったが、Foxconnあたりを選ぶツワモノはリスクを承知した上で自作システムを組みましょう!!

値段は安くて多機能だけど・・それなりっていう感じ。
オレ的には絶対買わないメーカーの代表です。どんなに安くてもね。(;'∀')

BIOSTAR U8668-D コンデンサー交換他

懐かしのBIOSTAR製U8668-D、Socket478マザーボードでPrescottに対応している。
GeoVision遠隔監視システムで使用されている自作PCだが、全く起動しない状態。

ファイル 122-1.jpg ファイル 122-2.jpg

パッと見て、ボード上のコンデンサーが膨張・液漏れを起こしているのがわかる。
VRM2次側に使われている6.3V/3300μFが、悪評高き日ケミKZG。
メモリ・North Bridge周りが10V/1000μFで、G-Luxon・・・ドクロ最悪。

ファイル 122-3.jpg

コンデンサー交換後に動作確認をしてみたが、今度は起動はするが数回再起動が掛かってやっと起動する状態・・・(-_-;)
症状が発生するのはACカット後のコールドスタート時だけなので、明らかに電源ユニットが劣化した時に起こる症状。
当然、今までかなりの負荷が掛かっているはずなので迷わず交換。

ファイル 122-4.jpg

交換後は問題無く動作するようになった。♪

ST1000DM003 ファームウエア更新

1TB/1枚プラッタ採用のSeagate製アドバンスドフォーマット(4Kセクター)ドライブST1000DM003-9YN162
SeagateのHDDは過去に7200.11シリーズで致命的なファームバグがありBIOSから急に認識できなくなったり、極端にパフォーマンスが落ちてしまう等の不具合が起きた過去があったので、あまり良いイメージがない方も多いのでは・・。

今回は不具合の話ではなくファームの更新でパフォーマンスが上がるという嬉しいお話。

ファイル 110-1.jpg

このドライブもファームのバージョンによっては、多少の不具合があったようだが、写真のドライブの古いファームCC4Bから現行のファームCC4Hへ更新すると、パフォーマンスが上がる。(CC4B自体は特に問題のあるバージョンでは無いようです)

ファイル 110-2.gif

個人的にシステムドライブはHDDの場合、「1プラッタ/2ヘッドのHDD以外は使わない」という頑固なポリシーがあるので、最近では自作PCの注文があった時には、このHDD以外は使わない。(指定が無い時の話です。)

HGSTでも同スペックモデルがあるが、最近のHGST製ドライブは何となく質が落ちているような気がして使う気になれない。
WDでは後発のWD Blue/WD10EZEXがSeagateと同スペックに当たるが・・機会があればそのうち使ってみようか・・。…

ファーム更新後のベンチ的にはこんな感じ。

ファイル 110-3.jpg ファイル 110-4.jpg

計測値を見ると「なーんだ」って感じもするが、システムドライブとして半年近く使い込んだ状態でも180MB/S以上ベンチで出ているというところがポイント。
旧ファームでのベンチは160MB/S程度だったと思う。(環境はWin7+Z77+i5/3450)
HDDがカラの状態ならば、200MB/S以上楽勝で出るのではないだろうか。

SSDとは比べられないが、十分にストレスのない動作ををするので、個人的にはお勧め。
正常に動作していると、普段はHDDのファームまであまり気にしないが、たまに気にしてみると嬉しいこともあるのです。ハートブレイク
同モデルをお使いの方はチェックしてみて下さい。

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