故障が多いと言われている富士通LXシリーズ一体型モデル。
一体型デスクトップPCでは主にNECのVR500系と今回の富士通LX系の修理が多い。
NECの場合は主にM/Bのコンデンサが膨張・破裂するが、FUJITSUは電源ユニット内の2次側コンデンサーがダメになる。
今回の修理PCも埃による熱暴走と、電源ユニットのコンデンサ不良による起動不能のダブルパンチ。
埃の詰り方も写真の通り半端じゃない。かなり酷い状態だった。
電源LEDは点くが、全く無反応の状態。電源ユニットのコンデンサは二次側を5本SUNCON製に交換した。
交換後は無事起動した。
FUJITSUのLXシリーズの場合は酷い状態だと、さらにM/Bまで逝ってしまうケースも有るようなので注意したい。
電源に関してはAcBel製でAPI2PC10というモデル、コネクタはATX仕様だが筐体は特殊な形状。モニター用に12V出力が分岐配線されているが、加工すれば汎用のATX電源でも転用して交換可能な気がするが・・無理か(^_^;)
17インチモニター用の電源込みで、総出力170Wは負荷を考えると元からかなり厳しいのではないだろうか・・・。