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Dimension5150C 熱暴走

あっという間に2月に突入。ブログを更新しなきゃと思いつつ、筆不精も手伝って久しぶりの投稿です。1月は「これ」と言った面白い修理作業も少なく、平穏無事な忙しい日々を送っていました。

今回は熱暴走を起こしてクラッシュした5150Cの改造作業。
玄人志向のHD5450ボードを取り付けようとして、OSがクラッシュしてしまったので見て欲しいという案件。

Dimension5150C カタログ

このPCはNetBurst系CPU向けにBTX規格で設計された筐体なので、フロントの吸気口が埃で塞がれてしまうとケース内が高温になり、一発で電源が落ちて最悪OSがクラッシュしてしまう可能性がある。

ファイル 84-1.jpg

追加で他のCPUに交換ができないか・・と言う相談も頂いた。
Intel945自体はCore2/65nmアーキテクチャに対応している。だが、この機種はBIOSで制限をかけているのでPrescottまでしか搭載できない。

現在はPentiumD/820が付いているが、これ以上の発熱は筐体に無理があるし、CedarMill/D0ステッピングのP4が動作したとしても、発熱は抑えられるが処理能力は下がると思うのでCPU換装は諦めて頂くことにした。

ファイル 84-2.jpg

極力コストを掛けないでという要望だったので、OSをXPからVista Businessに変更(これはお客様のご意向です)、メモリを2GBまで増設、HD5450を取り付けして終了。

そうそう、作業の際に電源ユニットを分解して不思議に思った事があった。
この電源、冷却用に付いているファンの取付方向が逆ではないのだろうか??

通常は外部に排気する方向になっていると思う、でも、この電源ユニットの場合、リヤから吸気してケース内に排気する仕様になっている。

BTXの設計指針をみると、「2つのファンで吸気」とは書いてあるが、電源ファンの向きについて特に謳ってはいない。熱いケース内にわざわざ発熱パーツから熱風を送るのは如何なものだろう・・

試しに、逆方向にファンを付け直して動作させてみると、かなり熱い温風が電源ユニットから外に排気されるので、個人的にはこの方が明らかにシステムの為には良いと思う。

まあ、元々この大きさの筐体でNetBurst系のCPUを使うこと自体に無理があるけど・・。

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