今や一般的に家庭でも手軽に使われているネットワークストレージ(NAS)デバイス。BuffaloのLinkStationシリーズはその最たるモデルだろう。
私も個人的に玄人志向の玄箱(KURO-BOX)とHD-LANシリーズを未だに使っている。
最近のモデルは知らないが、数年前のモデル(HD-LANシリーズなど)は電源部分がかなり熱くなり、それが原因で基板が損傷しNASにアクセス出来なくなったり、HDDがクラッシュしてしまうケースが多い。
この写真の場合も、お世辞にも精密機器にとって良い環境で使われていたものではなく、土埃で排気ファンがダメになり加熱してクラッシュしてしまったもの。
元々の設計が良くない?様で、かなり熱が筐体内にこもってしまう。後々のトラブルを避けるためにも、この手の小型の外部ストレージデバイスは電源部分がACアダプターなどで本体とは別になっているタイプをオススメする。
データ復旧に関しては、HDDのPCB(基板)が生きていれば一般的にKnoppixなどにマウントしてファイルをコピーすれば良い。
ただし、日本語ファイル名が付いたファイルは文字化けしてしまいコピー出来ない場合もあるが、これもsamba.confを書き換えれば回避できる。
最近ではWindowsにLinuxやMacのファイルシステムをマウントできるソフトウェアもあるので、一般的にはこちらのほうが簡単だろう。
今回はWindows上でxfsファイルシステムをマウントしてファイル復旧をした。日本語名ファイルも問題無く認識してコピーが可能。
もはや論理障害程度では修理屋は必要無いということでしょうか・