お客様各位
2020年 12/31~2021/01/03 の間、年末年始の休暇となりますのでご了承ください。
年末年始は作業が非常に混雑しておりますので、お急ぎの方は必ずメール・お電話にて修理・検証の納期をお問い合わせ下さい。
突然のご来店は対応できないケースが多々ございます。
何卒ご理解の程宜しくお願い致します。
<お問い合わせメールフォーム>
https://www.pcworkman.com/toiawase/toiawase.html
お客様各位
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今回も10年来のお付き合いの地元法人さん&NASの修理依頼ですが、法人さん問わず個人マニアの方で、このモデルを使っている方が多いのでは・・?
という感じのアイオーデータ製RAID5/NAS HDL-GTRシリーズでのトラブル。
症状としては、「ピーポー音」と共に、ステータス異常の赤ランプが点灯するという状態。
担当の方曰く数カ月前にRAID5構成のHDD4台の内、1台がクラッシュしてHDDを交換した経緯が有るという事。
「HDDの脱着ロック解除キー?って必要なの?」と御客様から言われてしまった・、
結果、筐体後部を分解して手動でロックバーを浮かせてHDDを取り外す事に・。
HDDは500GBのSeagate製で、ST3500418AS(Barracuda7200.12)がオリジナルでは4台だったらしい・・が。
・・もしかしてファームに問題が有るモデルじゃないのかな?・。
調べると、やはりファームがCC44で問題の有るバージョン。
おまけに以前に交換したと言う1台のHDDは同じSeagate製だが・、
替えたのはST1000DM003・・1TBのAFTモデル。
容量が大きいのは問題は無いけれど・他の3台が物理セクタ512バイト仕様・・。
メンテナンスは何も行わずファームバージョンが古いのは明らかなので困りました。
どう作業を進めるか悩んだ挙句、取り敢えずWindows側から仮想RAID5を組んで見たところRAID構成情報はクラッシュせず無事だったのが判明。
データの吸い出しは100%OKで一安心。
後はこのNASが使えなくても構わないので何も考えず、残り3台のHDDファームをCC49まで更新してRAID崩壊モードから再構築しようとチャレンジしたが・・。
OS領域は破損している様で、今の状態からではRAID崩壊モードからのRAID再構築はNG。
冷たい様ですがNASの修理はデータの復旧がメインの作業なので・・
御客様側の修理予算の関係もあるのでデータが全て戻った事で、それ以上の作業は必要無いと言う結論でした。
ただ、個人的には高価なNASなので「もったいない」ですね・・。
Infortrend製法人向けNAS、A08U-C2411/256 が起動しないので見て欲しいと言う、十年来お世話になっている三島のOA商社さんからの修理依頼。
この機種はベアボーンNASで、オプションのSATA2/HDDを8台組み込むというNASシステム。とりあえず電源を入れてみても何も反応しない・ですね(^_^;)
話が突然変わりますが、このNASは8台のHDDが組み込みできるので「マルチRAID」がOKなのです。(以下・メーカーのシステム特徴記述です)
--------------------
・マルチRAID
1つの装置内に複数のRAIDを構築可能です。
マルチRAIDにより、ファイルシステムの大きさに制限があるOSにも対応可能です。
--------------------
御客様から伺った所、このNASは・・
HDD4台:RAID5
HDD4台:RAID0+1
と言うボリューム構成だそうです。
不具合発生の過程を御客様に伺っても、明らかに電源ユニットの不良が考えられるので交換してみてからの診断という事で修理作業了解を取らせて頂きました。
(電源スイッチは正常なのは確認済みです)
電源ユニットは1Uラックマウントサーバー向けの冗長対応電源。
Infortrendの補修パーツの品番では IFT-9271CPSU ですが、本体から取り外してみるとETASIS製の1Uラックマウントサーバー向け電源ユニット EFRP-250A でした。
古い電源ユニットなので国内流通は全く無く海外から取り寄せて交換。
交換後は無事起動が確認出来ました。
というか・マニュアルも何もお預かりしなかったので・・
(またハマるところでしたねw)
単体でのシャットダウン方法が不明・という事に作業後に気付きましたw
(クラスAの固定IPだと言う事は聞いていましたが、これも不明)
各HDDのLEDはオール・グリーンなのでRAIDが正常起動したのは確認しました(^_^;)
強制終了すればRAID構成情報が破損する可能性があるので、とりあえず起動させたまま1日近く御客様からの単体シャットダウン方法の連絡を待つ事に。
(とにかく動作時のファンの音がウルサイ電源です。)
LinkStationなどの国産NASなら電源ボタン長押しでLinuxがシャットダウンシーケンスに入るので問題ないのですが・・
LAN経由の管理ソフト以外でのNAS単体でのシャットダウン方法は、本体側メニューで結構複雑な手順でした(^_^;)
早まって自己判断で強制終了しなくてよかった・
お客様 各位
年末年始は12/31~1/3日まで休業とさせて頂きます。
一応ですが・・
お急ぎの方は、お電話を頂ければ休業中でも対応できる場合がありますので、Informationページから携帯電話にお電話を頂ければと思います。
本年度も多くのお客様にご利用頂き誠にありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。
来年度も宜しくお願いいたします。
久しぶりの投稿です。
この1か月はマルウェア駆除と、異常な暑さによる熱暴走・HDDクラッシュのデータ復旧などが目白押しだった。
その中でも笑ったのが表題の「イギリス警察もどき」のマルウェア。
意外と有名らしいが、知らなかった・・。
「あなたは著作権に違反したPCの使い方をしているのでイギリスの刑法に抵触している。罰金を払いなさい!」と言う内容。
よく考えたものだ。。写真の男性は警視総監と言ったところか??
このマルウェア、ユーザー設定を全てロックしてしまうので、何もできない。
始末悪いですな。"(-""-)"
駆除方法はネット上に山ほど書かれているので省略。
今回はLinuxで起動するKaspersky「RescueDisk 10」のWindowsUnlockerを使った。
その他では、ステルス型マルウェアのルートキット感染は「超」始末が悪い。
駆除ツールも豊富にあり削除は可能だが、システムにかなりダメージが残る場合がほとんどなので、最低でも修復インストールを行った方が良い。
OSの起動が出来れば、データを吸出しクリーンインストールがベスト。