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Epson Endeavor NA801 リフロー修理

使用中に画面に縞模様が現れるようになり、正常に起動しなくなってしまったという症状。
Epson NA801はチップセットがPM965Expressで、VGA表示にNVIDIA GeForce 8600M GT を搭載している。
明らかにGeForceの不具合でリフロー修理と言う事になった。

ドタバタしていたので、不具合状態のスナップは撮り忘れ・・やれやれ

ファイル 126-3.jpg ファイル 126-4.jpg

リフロー後は無事起動。BIOSが古かったので更新。
組み込まれていたハードウェアの診断プログラムで動作を確認。

Epson AT960 コンデンサー交換

これだけ多く膨張・液漏れしていたら起動するはずが無いという代表例。
PCはEpson Endeavor AT960で、Socket775モデル。極端にに古いと言う訳ではない。

交換前

ファイル 123-1.jpg ファイル 123-2.jpg

交換後

ファイル 123-3.jpg ファイル 123-4.jpg

殆ど日ケミKZGで、その他にもPCIバス回り、メモリ周りを含む11本を交換した。

いまさら PentiumIII-S ですか?・・・

今の時代では使っている人は居ないであろうと思われる Epson Type-PD 一体型PC。
「まだまだ動かしたい」と思っている方も一部には居らっしゃるようだ。

オリジナルはSocket370 / Celeron1.1A GHzのTualatin-256コア。
(何故か1.3Aではなかった・・・?)
これをTualatin最速のPentiumIII-S/1.4GHzに換装する。
PentiumIIIはものすごいバリエーションがあるので分かりにくい。
今回換装して取り付けるPentiumIIIはSL6BYになる。
チップセットはSiS630ST。CPUはCeleronなのでFSBが100MHzに設定されている。

PentiumIII-S/1.4GHzはFSB133MHz×10.5で動作する為、FSBを変更しなければ正常には動作しない。
このままでは約1GHz(1050MHz)の動作になってしまう。

だが、この時代のM/Bには、ちゃんとFSB切り替え用のDIPスイッチが付いている。
今の時代のBIOSの様に自動で合わせてくれる事は無く、すべてが手動である。

ファイル 105-1.jpg

ただ、メーカー製PCの場合はM/B上に切り替えパターンのプリントが無い為、自分で試行錯誤して、設定パターンを見つけなければならない。

デフォルト設定では1番S/WだけがONの状態で100MHzに設定される。
試しに2番もONにしてみると133MHzに設定されるようだ。
起動してみると無事に1.4GHzで認識・起動した。

ファイル 105-2.jpg ファイル 105-3.jpg

だが、BIOSからはEBの河童/133MHzで認識されている様だ・・BIOS未対応?いまさら。
でもWindowsからは正常に認識されてるし、まあ、安定して動けばいいか~。♪
意外とテキトーです。

メモリーをMAXの512MBに増設して、HDDを120GBのモノに交換し、WindowsXP/Proの英語版をインストール。
やはりTualatinはサクサク動く・・が、やはり動画系はもう厳しい。
オンボードのVGAではCPU使用率が100%で張り付いたままになってしまう。

このPC、実は海外の英語圏途上国で使われる予定なのです。
向こうでは、まだこの程度のPCでも結構需要があるという事。
日本の「もったいない」精神が海外でも生きているのは良いことですね。ハート

Endeavor MR3100 CPU換装・他

インテルG965チップセットM/Bを使用したEPSONのBTOパソコン。OSはXP/ProSP3
このマザーボードはAsusのP5B-VMという製品のOEMだ・・・っていうかそのまま。

ファイル 37-1.jpg ファイル 37-2.jpg

LGA775ソケットで対応CPUも幅が広く、アップグレードしがいのある?システム構成。
CeleronDからCore2DuoシリーズへのCPU換装はかなりコストパフォーマンスが高くオススメです。

PCI-Ex16スロットも搭載しているのでビデオカード+メモリを足せばOSも十分Windows7に変更でき、さらにゲームマシンへと変貌出来る。

今回はお客様の要望で・・
CPU Celeron D346 → Core2Duo E6700
の換装をベースにメモリ増設(+2GB)・USBボード(3ポート)の増設を行った。

ファイル 37-3.jpg

比較ベンチを取らなかったが、XPは激速。
欲をいえばストレージをSSDに交換して、先に書いたようにVideoボードをプラス。Windows7にOSを変更すれば文句なしというところでしょうか。

2006年発売の機種だが、まだまだ十分現役で使えるPCの代表という感じでした。

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