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VAIO VGN-TT92JS 動作が遅い

2009年発売のネットブックタイプのVAIO・TT92シリーズの動作が異常に遅いので、とりあえず原因を検証して見て欲しいとの案件。

OSがVistaなので仕方ないだろう・・。
と思っていたが、PCのスペックを調べていて唖然。
当時としては信じられないハイスペックなハード構成だった。

VAIOオーナーメイドTypeTモデル

ご覧のとおりw。

まさかのRAID0構成でSSDを採用・ブルーレイドライブ等々。
SSDはSamsungのMMCRE28Gを2台でRAID構成されている。

当時で30万近くオーダーで掛かったらしい・というモバイルPC。
原因はストライプを組んでいるSSD2台の内1台の物理的エラー。

ファイル 168-1.jpg

SSDの物理エラーはプラッタHDDと色々な意味で原因が違うので・・
修復もケースバイケースで行った。
結果的にSSDの寿命と言う訳では無く一安心。

RAID構成情報は無事でVistaは何とか起動出来たので、速攻データを吸い出しWindows7へOSを変更してデータを書き戻しました。

ファイル 168-2.jpg

2009年時点で、この様な超ハイスペックの11インチ・モバイルPCを作るSONYは流石。
このギャンブル的商品開発?姿勢をSONYは忘れて欲しくないですね。

まあ、こんなPCを買う御客様も・・凄いですw

VAIO VGC-LN52 リカバリー エラー332

2009年発売の一体型 VAIO VGC-LN52JGB 地デジ内蔵モデル。HDDがSMARTエラーを出しアクセス不可・起動しなくなり交換と言う案件。
オリジナルはSeagate ST31000340AS / 1TBのモデルで、2パーティション(リカバリー領域+プライマリー)で設定されている。

地デジ録画領域がCドライブと言うのも何となく違和感があるが・・

ST31000340ASは512byteセクターの非AFTドライブだが、AFTのWD10EZEXに交換。
何故WDかと言うとWD製1T/1枚プラッタモデルを使ったことが無かったから・・
で、ハマりました(;'∀') AFT使うの止めておけばよかった・・。滝汗

ファイル 151-1.jpg

パーティションを切った後のフォーマットでエラー:332が発生。
ググってみたらかなり情報がありました・・。
VAIOのエラー332と333はAFTとリカバリープログラムの不整合が原因らしい。
333はもっと厄介と言う情報も・・(;'∀')

結局、非AFTドライブへリカバリーをしてイメージをWD10EZEXに展開した。

無事起動するようにはなったが、Dynabookと同じでWindowsUpdateが 8024A000 エラーで実行できない。
でも、この機種はAHCIではないらしくIntelRSTはインストールされていないぞ・・汗

これはSoftwareDistributionフォルダとcatroot2フォルダを再構築する事で対処できた。
以下のバッチファイルを作り、管理者権限で実行後に再起動すればWindowsUpdateが出来るようになる。

net stop wuauserv
cd %systemroot%
ren SoftwareDistribution SoftwareDistributionold
net start wuauserv
net stop bits
net start bits
net stop cryptsvc
cd %systemroot%\system32
ren catroot2 catroot2old
net start cryptsvc

たかがリカバリー、されどリカバリーと言う感じ。疲れますドクロ

VAIO PCV-HS71BC5 電源が落ちる

Intel Pentium4 + 845GLチップセットを搭載した SONY VAIO PCV-HS71BC5、10年選手になるが、まだまだ現役のようだ。
電源がすぐ落ちてしまうと言う症状で持ち込まれた。
開けてみれば、一目瞭然。見事に埃が詰まっている。

ファイル 148-1.jpg

この季節から、夏が終わるまで熱暴走関係の修理が多くなる季節だ。

ファイル 148-2.jpg ファイル 148-4.jpg

清掃後はスッキリ。念のため、電源も分解清掃したが問題は無かった。
HDDも物理的な損傷はなかったが、ファイルシステムが損傷を受けていた様でスキャンディスクが強制的に始まり、例のReplacing invalid security ID・・が延々と始まった。

ファイル 148-3.jpg

とりあえず強制終了はNGなので放置。
これが始まるとパーティションテーブルが破損してしまう事が多いのだが、今回は幸運にも無事XPが起動できた。♪

こんな事にならないよう、皆さんも今のうちに掃除しましょうね!

VAIO PCG-GRS50 起動しない

電源を入れてもファンは回るが起動しない・・と言う症状でお預かりした。
おそらく引退間近・・であろうVAIO PCG-GRS50のCeleronモデル。

症状からすると搭載されているMobility Radeon7500の不具合のような感じだったが今回は違った。

ファイル 125-1.jpg

このPCはVGA回路の部分がドーターカードになっていてRGBコネクタごとボードから外せるようになっている。
プロセッサとビデオメモリが同じBGAパッケージ上にあるMCM構造になっていて面白い。

ファイル 125-2.jpg

それはさておき、起動不能の原因はCPUの破損だった・・。珍しい。
検証用のMobile Celeronへ交換したらあっさりと起動した。

HX50B チップセットリフロー

またまた登場SONYのHXシリーズ。ファンは回るが起動しない症状。
今回もメモリ / MCH周りのコンデンサーが膨張していたので即交換。

ファイル 101-1.jpg

交換後、仮組み状態で起動させてみるが症状が変わらず起動せず・・。
うーん。残るはノースのVGAか・・・。

ファイル 101-2.jpg ファイル 101-3.jpg

と言う事で、865チップセットのMCHを再リフローしてみると無事起動した。
Intelチップセットの修理は珍しい。
修理後に再発しないよう、MCH専用の冷却ファンを取り付けた。

もう世代交代しても良いPCだが、希望があれば、どんなPCでも直します。ハート

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