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記事一覧

MacBook Air Mid2009 SSD換装

MacBook Airの動作が異常に遅いのでなんとかして欲しいという案件。
動かしてみれば「虹色グルグル」が至る所で起こり、何も操作出来ない状態が長く続く。

明らかにファイルシステムの論理障害、又はHDDの物理的障害なのでSSDへの換装を提案・決断してもらった。
必要なデータは無いと言うことなので気分的に楽な作業。
HDDは1.8インチのSamsung製LIFインターフェイスモデル・・

ファイル 167-1.jpg ファイル 167-2.jpg

最近じゃ調達が難しく成りつつ有るHDD規格なので、英断と言いましょうか・・。
SSDへの交換はマニアの方なら問題無く御自分で出来る作業レベルです。
SSDはToshiba製128GBです。

ファイル 167-3.jpg ファイル 167-4.jpg

交換後SnowLeopardをインストールして最新版までアップデート。

ファイル 167-5.jpg

SSD換装後はサクサク動き快適に成りました。
当たり前ですよねw。m(__)m

MacBook Pro Early 2011 画面が真っ白

日頃Macを余り扱わない為、情報を収集するのが遅れたが、結論としてWindowsマシンでもよく起こるAMD製ビデオチップ(RadeonHD)BGAパッケージの半田ボールに過熱によるクラックが入り起動しなくなるトラブル。

現時点ではネット上で有名な症状だが、Apple側で今年2月末(つい最近w)からリペアエクステンションプログラム(無償修理)対象の不具合になっている。

今回お預かりしたのはEarly2011モデルで Corei7+dGPU(AMD RadeonHD)を搭載している。

症状はアップルマークの後に画面が真っ白になり動作が止まってしまう・・というもの。

ファイル 165-1.jpg

ただ、このマシンは偶然?起動することも数回あり、オンラインのApple Hardware Testでも異常が無いと表示されるため、なかなか原因が解らなかった。

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分解してHDDのセクター検査をしたりメモリの単体テストを行ったり・・シングルユーザーモードで起動シーケンス不具合やfsckの確認をしたり・・などなど・全くGPUのトラブルという頭が無かったため、かなり検査に時間を費やしてしまった(^_^;)

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アップルマークまではi7側の内蔵GPUで描画をしている為・という事も判断を遅らせた原因の一つだろう・と思っている。

とにかく無償修理該当機種をお持ちで「正常に起動しない」等の不具合が出た方はAppleのサポートに連絡して無償修理をしてもらおう。詳細は下記リンクから。
2016年2月末までの対応なので急ぎましょう。

<Macbook Pro リペアエクステンションプログラム>
https://www.apple.com/jp/support/macbookpro-videoissues/

<無償修理対象モデル>
MacBook Pro (15-inch Early 2011)
MacBook Pro (15-inch, Late 2011)
MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2012)
MacBook Pro (17-inch Early 2011)
MacBook Pro (17-inch Late 2011)
MacBook Pro (Retina, 15 inch, Early 2013)

PowerMac G4 MDD ATX電源へ交換

OS9が動く最終モデル。デザイン関係やCAD関係の法人さんではいまだ使っていることの多いG4 MDD。

一度電源ユニット内のコンデンサーを交換してから暫くは動いていたが、また起動しなくなったと言う事で今回はATX電源に交換して延命を図る事になった。

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ATX電源とはコネクターのピンアサインが全く違うので、ATX電源延長ケーブル(AINEX製/30cm)を加工して取り付ける。

ただ、延長ケーブルをケース外に引き出してATX電源を簡単に交換出来るようにすると、長さ的には60cm無いと厳しいだろう。

今回はATX電源延長ケーブルを2組使い、デバイス系に使うペリフェラル4ピン端子も延長してケース外で電源ユニットを交換脱着できるようにした。

ファイル 155-3.jpg ファイル 155-1.jpg

ケース内部は電源ユニットが無くなるのでスッキリ。
ATX電源ユニットは、本体の上部に置いてもらう感じ。

ファイル 155-4.jpg

こうすれば電源を再度交換と言う事になっても、手間が掛からずOK。
今回使った電源は玄人志向の500W/12Vシングルレーン35A電源。

まだまだMDDを使いたいと言う方は参考にして下さい。

PowerMac G4 MDD 電源ユニット修理

MacOS9の最終モデル・・と言う事でいまだに使っている方が多いモデル。
但し、電源ユニットが非力な為、電源が入らなくなるトラブルが多発したモデルでもある。

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今回は起動したり、しなかったり・・と、完全に不具合が発生している訳でもないらしいが、早めに対策したいと店舗デザインの法人さんからの修理依頼。

ユニットを分解して2次側コンデンサーを全て一度外し、容量を検査したところ10V/1000μFが容量抜けを起こしていた。
使用されているコンデンサーは評判の悪いLtecとTEAPO・日本ケミコンなどなど混合チーム構成。

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問題が起きていないモノも含め全て国産品へ交換。
起動しない症状は発生しなくなった。♪

MacPro A1289 ボードコネクター修理

暫くご無沙汰でしたが、またボチボチ投稿していきます。
文章が長いと投稿するのが億劫なのでなるべく短めに・・(;'∀')
今回はOA商社さんから珍しくMacProのロジックボード修理依頼。

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メモリーの増設交換時にCPUドーターボードを脱着するが、このコネクターが曲者。

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ロックレバーを閉じると同時に梃子の原理でCPU/メモリボードのコネクターのメス側がロジックボードのオス側に刺さるのだが、ちょっと気を抜くとご覧の通り。
力が掛からないので判りにくく、目視もできないので抜いて見てビックリ!びっくり

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根気よく・・折れないのを願いつつピンセットで起こして無事復旧しました。

ファイル 117-4.jpg ファイル 117-5.jpg

デザイン的には美しいが、こんな重要な部分はもっと安全性・剛性を優先して考えて欲しいものですな。怒

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