3年ほど前にCPUなどをアップグレードしたお客様からの修理依頼。
その時はオリジナルモデルのCeleronDをCore2DuoE6600に変更しRadeon3450のボードを追加した・・などなど。M/BはECSのOEMだ。945チップセットなのでCoreアーキテクチャのCPUに対応している。
http://pc-support.jp.onkyo.com/upfile/HARDWARE/SPECSHEET/DS3030_SPEC.htm
写真の通り原因はヒートシンクの目詰りによる熱暴走かと思ったら大きな間違いだった。
電源ユニットが完全にアウト。分解してみると2次側の平滑コンデンサがほとんど膨張しているし、サイドが焼けただれているものもある。
おまけに冷却用のファンが回らない。ファン自体は壊れていないが、ファン電源制御用の基板が熱で逝ってしまっているようだ・・。
とりあえずコンデンサを交換後、CPUクーラーを清掃して電源を入れてみると、無事起動した。念の為、ファンも新品のモノと交換。
さて、ファンの電源をどうするか・・・。
12Vのラインから配線を分岐させて電源をとっても良かったがM/Bにケースファンの3Pコネクタが一つ空いていたのでこれを利用することにした。
その方が、もし何かあった時(あると困るけど)対応しやすいだろう。
ファンのケーブルはユニットから引き出して配線する。
このTFX電源(FSP250-50SAV)はネットで調べると良く壊れるらしい。ヤフオクなどでも動作品が結構出品されているが新品ではないので同じ事が起きる可能性は高い。