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Windows7 ntkrnlpa ブルースクリーン

今年の後半は予想外にTX/65 TX/66 TX/67 TX/68 AX/53のプロードライザー交換作業に追われてしまった。意外と困っている方はまだまだ多いみたいですね。
もう時効だと思っていたのですが・・。

ですのでブログもDynabook関係の修理が忙しくて更新出来ずじまい・・
(コレは私の無精な性格が原因・・が本音です。)

今年最後?の今回の記事で書こうと思ったのが表題のブルースクリーン解決方法・・

と言ってもこのPAE(物理アドレス拡張)カーネルが起こすブルースクリーンは色々な原因があるのは、ネット検索をしてこの記事を見つけた「あなた」が一番よくご存じのはず。

困っている方の中にDynabook TXシリーズをVistaからWindows7の32bitバージョンに入れ替えた時、かつ、メモリを4GBに増設した方がいらっしゃるのではないでしょうか?
(一部の方だと思います。(;'∀')この記事はそう言う方に限ってです。)
他メーカー製PCでも、Intel965環境ならば同様の症状が起きる可能性ありです。

Dynabook TXシリーズはメモリー容量は4GBまで増設が可能です。
ところが、965チップセットで4GBメモリーに対応していないドライバーがある様です。

原因は、一番肝心なIntelの965「GMA X3100ビデオドライバー」がPAEに正常に対応していない為に表題のntkrnlpa.exeがブルースクリーンエラーを出してしまうのです。
但し、Windows7/32bitへ変更した場合に限り・・と言う感じですね。

ファイル 156-1.jpg

エラーのメッセージは多種多様ですが、この ntkrnlpa.exe PAEモジュールに関連しているエラーなのではないでしょうか?すべてのエラーが他のモジュールを巻き込んでの物理メモリーアドレス違反になっている様です。
解決はしていない様ですが、下記リンクの様なFAQも海外ではありますね。

https://communities.intel.com/thread/32085

とりあえずですね・・
Dynabook TXシリーズに関しての解決策は、Win7/32bitOSでは、メモリーを2GB+1GBの3GBに抑える事です。
4GBで動作させている方は、試しにモジュールを1枚抜いて、2GBのシングルチャンネルで起動してみて下さい。
おそらくブルースクリーンは発生しなくなると思います。

スキルのある方はコマンドラインで bcdedit /set pae default でOKじゃないか?と思う方もいらっしゃるでしょうが、今回の場合はこれではダメなのです。

かと言って、ForceDisable にしても、デバイスドライバーを読み込んだ時点で画面が真っ暗になるはず。(;'∀')お試しあれ。
(ドライバー側が正常な対応をしていない様なので無理みたいですね)

64bitバージョンでクリーンインストールした方は、PAEは関係無いはずなので4GBでもエラーは出ないのでは・・と思います。(当方では未検証です・・)

同じIntel965チップセットでも、NVIDIA製グラフィックチップを別途積んだ他社製モデルはNVIDIA側ドライバーがPAEに対応したカーネルファイルと入れ替えるらしく、32bitでも動作に問題は無いようです。

DynabookのTXシリーズは、Proadlizerの不具合を除けば、まだ後数年使えるスペックですので、こんな不具合で諦めて買い替えてしまうのはもったいない。

と言う事で、今年も多数のお客様・同業者の皆さま、お世話になりました。
心より御礼申し上げます。

また来年も・・宜しくお願い申し上げます。

_(._.)_