懐かしいG4 QuickSilverモデル。デザイン関係の仕事をなさっているお客様からの依頼。QuickSilverの2001年と2002年モデルではグラフィックカードがGeForceからRadeonに変更になったみたいだが、そこまでは見なかった(^_^;)
不具合は「起動しない」・・要は、あの「ジャーン」っていう音が出ない状態。
OSはVer9.2だったかな?(これも見ませんでした)
Macの場合、「起動しない状態」のトラブルは多い。
ただ、ほとんどがPMU(Power Management Unit)がダウン?した事によるもの。
PMUはビックリすると、ダウンして死んだ振りをするみたいです。
そんな動物が居たような・・
MacのPMUはDOS/VマシンのBIOSチップの様なモノ、起動しないWindowsPCもM/BのCMOS電池を抜いて1日ぐらい放置すると起動する事があるが、それと同じである。
筐体はMacらしく良く考えてあると思う。サイドパネルと共にロジックボード(マザーボードの事です)が手前に倒れて水平になりメンテナンス性は良い。何故DOS/Vも同じ様にM/Bが手前に出せるように設計しないのかな?
PMUのリセット方法はApple社のサポートページへ行けば機種別に細かく書かれているので今回は割愛(手抜き)。そちらを見てほしい。
筐体内もだいぶ埃が溜まっていたので掃除も同時に行った。CPUはIBM/PowerPCの800MHz(たぶん)。でもこれってBGAパッケージでCPUボード?になっているんですね。知りませんでした(^_^;)
昔のSlot1→Socket370の変換ボードみたい・・懐かしいです。
(下の左写真がSlot1の物です)
ただ、ヒートシンクの取り付けは適当な感じがする。板バネのクリップでCPUボードに引っ掛けているだけ。Macならもっと恰好良くして欲しかった・・。
PMUリセットで「ジャーン」が復活。
Macが起動しない場合はまずPMUリセットをやってみて欲しい。