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PowerMac G4 M8493 起動しない

懐かしいG4 QuickSilverモデル。デザイン関係の仕事をなさっているお客様からの依頼。QuickSilverの2001年と2002年モデルではグラフィックカードがGeForceからRadeonに変更になったみたいだが、そこまでは見なかった(^_^;)

ファイル 51-1.jpg ファイル 51-2.jpg

不具合は「起動しない」・・要は、あの「ジャーン」っていう音が出ない状態。
OSはVer9.2だったかな?(これも見ませんでした)

Macの場合、「起動しない状態」のトラブルは多い。
ただ、ほとんどがPMU(Power Management Unit)がダウン?した事によるもの。
PMUはビックリすると、ダウンして死んだ振りをするみたいです。
そんな動物が居たような・・

MacのPMUはDOS/VマシンのBIOSチップの様なモノ、起動しないWindowsPCもM/BのCMOS電池を抜いて1日ぐらい放置すると起動する事があるが、それと同じである。

筐体はMacらしく良く考えてあると思う。サイドパネルと共にロジックボード(マザーボードの事です)が手前に倒れて水平になりメンテナンス性は良い。何故DOS/Vも同じ様にM/Bが手前に出せるように設計しないのかな?

PMUのリセット方法はApple社のサポートページへ行けば機種別に細かく書かれているので今回は割愛(手抜き)。そちらを見てほしい。

筐体内もだいぶ埃が溜まっていたので掃除も同時に行った。CPUはIBM/PowerPCの800MHz(たぶん)。でもこれってBGAパッケージでCPUボード?になっているんですね。知りませんでした(^_^;)

昔のSlot1→Socket370の変換ボードみたい・・懐かしいです。
(下の左写真がSlot1の物です)

ファイル 51-3.jpg ファイル 51-4.jpg

ただ、ヒートシンクの取り付けは適当な感じがする。板バネのクリップでCPUボードに引っ掛けているだけ。Macならもっと恰好良くして欲しかった・・。

PMUリセットで「ジャーン」が復活。
Macが起動しない場合はまずPMUリセットをやってみて欲しい。