少し前になるが、Dynabook Qosmio T750のHDD交換作業を行った。第一世代のCorei5+HM55チップセットを組み込んだモデルである。
作業依頼内容はは640GBのToshiba製HDDがクラッシュした為、データを復旧して、新しいHDDと換装して欲しいと言うもの。
作業自体は特に変わったものでなく、データも無事復旧出来てイメージをコピーして取り付け・・と言う工程だが、換装後の動作が・・なんか重苦しい。。
換装したHDDはWD7500BPVTで4Kセクターモデルだが、OSがWin7のままなので、アライメント等の問題は無い。(一応チェック済み)
お客様にも以前の状況を伺ったが、以前から遅いと感じていたそうだ。
一応ベンチをとってみたがこんな感じ。(NCQまでは走らせなかった)
そこで、とりあえずSATA他システムデバイス関係のドライバーを最新版へ更新する事にした。すると、作業中にIRST(Intel Rapid Storage Technology)をアンインストールして再起動後、異常に?アクセススピードが速くなった事に気が付いた・・。
再度ベンチをとると・・(同様にNCQは省略)
明らかに速い。平均5割以上は速くなっている。体感的にも動きが全然違う。
IRSTは4Kセクターとの相性やSSDとの相性などネット上でかなり議論されているが、「Intelなんだから間違いないだろう」・・的な考え方は、このケースを見る限り改めなければならないように思う。
ただ、すべてのPC環境に当てはまる訳ではないので、誤解・勘違いはしないで欲しい。