同シリーズを以前にも修理したが、やはり設計上の問題ありの個体なのかもしれない。まあ、ソニータイマーにしては発動が遅い方かな・・?
基本的にかなり熱に弱いので、埃によるヒートシンク目詰まり・ファンの汚れなどに気を使わなければいけない。
この季節、エアフローの悪いスリムケース全般に言えることだが・・・・
原因は電解コンデンサーの容量抜け+ノースブリッジのヒートシンク脱落(固定用のピン外れ)による熱暴走だが、今回はウィルス感染もしていてMBRが書き換えられてしまっていた。これもPCが再起動して正常に起動しない原因の一つかもしれない。
ノースブリッジのBGAチップもかなり過熱していた様なので、場合によっては再リフローしないと起動しないかな・・と思ったが今回は大丈夫だった。
コンデンサは820uF/6.3Vが全滅でメモリ周りも含め、合計9本張替。ヒートシンク固定ピンも再取付。ウィルスは駆除用PCで駆除後MBRを書き戻す。
その他にも必要なフォルダに隠し属性を付けられたり、変なレジストリエントリーがされていたので、レジストリ修復も手作業で行った。
ここ最近ウィルス感染の修理が多く、その内の殆どのPCに「光プレミアム/ネクスト」のセキュリティ対策ツール(ウィルスバスター)がインストールされているのだが、何故か全く動作していない。
「念力」や「トリプル茶柱」ではウィルスは駆除できないのかな?・・(^_^;)