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VistaPCの製作 - Vol.6 電源ユニット編

意外と重要視されていないのがこの「電源ユニット」と言うもの。
特に構成パーツの中で最近の高性能なGPUを使ったビデオボードは電力をかなり消費するものが多い。高負荷時に100W以上の消費電力を要求するGPUはザラにある。

今回、電源ユニットをZUMAX/420Wタイプに交換する前はSNE/320Wのものを使用していたが、最初は「320Wで大丈夫かいな?」とかなり心配だったことも確か・・・。

ファイル 7-1.jpg ファイル 7-2.jpg

http://www.sne-web.co.jp/newpage42.htm

http://www.abee.co.jp/Product/PSU/ZUMAX/ZU-520W_ZU-420W/index.html

Vistaインストール後もしばらく問題なく起動したし、不安定ではないな・・と思ったのもつかの間。数回~十数回に1回程度、BIOS/RAID BIOSは起動するがそこで止まってVistaが起動しないことが起こり始めた。
すぐにピンと来て「あ"~、やっぱ300Wじゃ足りないか・・orz」と思い、電源ユニットを交換。その後はVistaが起動しない事は無くなった。RAIDの他にIDEが一台、HDDが計3台繋いであるから結構起電力は必要なのでした。

そういえば意外と修理に多いのがPC起動時にHDDを認識しなくなったとか、前例のようにOSが起動しないなんていう症状。BIOSは立ち上がるから電源を疑わずにHDDの故障を一番に疑ってしまう。
「PCが起動しない」という症状の修理で圧倒的に多いのが電源ユニットの故障・2次側コンデンサの劣化・容量漏れによる出力低下なのです。

CPUに関しては最近のものは低消費電力の物も多くなったけど、前世代のPrescottコアのPentium4やインテル最高駄作?のPentiumDなど、モノによってはかなり電力使って発熱量も多いから注意が必要。
Vistaはハードウェアに対して高スペックを要求するので、電源もそれなりの物を初めから用意してしまう事をお勧めします。
最低でも定格出力400W以上、余裕を見て500W以上のものを最初から使うと良いかもしれません。
(私の場合はケチってしまいました。^^;)