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VAIO VGN-SZ53B 画面に縦線が入る

2007年に発売されたCore2Duo/T5500+945Express搭載のVistaモデル。
VGAチップは別途NVIDIA GeForceGo 7400を積んでいて、動作モードによって945のVGAと切り替えて動作するらしい。

スペックはこちらから

ファイル 91-1.jpg ファイル 91-2.jpg

Vistaはブルースクリーンで起動しない。BIOSは設定画面に入れるが赤い縦線が入る状態。(写真参照)
マザーボードはご覧のとおり、所狭しと、オンボードチップがひしめき合っている。4層基板なのかな?
左側の排熱ファン部分のヒートパイプの下がNVIDIA7400で、CPUは右側の裏側に付いている。

原因はGPUの半田クラックは確実で、再リフローの修理をする。
かなり他の半導体が隣接して取り付けられているので、マスキングは丁寧に時間を掛けた。

ファイル 91-3.jpg ファイル 91-4.jpg

再リフロー後は、無事に起動して縦線は出なくなった。

持ち込まれた時には、お客様がリカバリーをしようとして途中でブルースクリーンになり断念した状態だったので、再度DtoDインストールをしなおした。

ファイル 91-5.jpg

修理をしていて感じたのだが、この機種はメンテナンス性が最悪。
パーツのレイアウトやケーブルの引き回し方、コネクターの位置などなど、分解していても手順をキチンと覚えておかないと、組み直した後にビスが必ず余ってしまう。
まあ、ちゃんと記録しないで分解する私に責任があるが・・汗