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hp m9580jp GeForce9800GT 再リフロー

ゴールデンウィーク前後はとても忙しく、久しぶりの投稿。
投稿していなくてもちゃんと営業していますので・・汗

今回はhp製m9580jpと言うモデルの修理。jpが付いているので日本向けのオリジナルモデルなのだろう。
電源を入れるとご覧のとおり「超インベーダーゲーム」画面になる。
超文字化け。まさに宇宙語だ。見ているだけで気持ち悪くなる。滝汗

ファイル 98-1.jpg

原因は明らかで、搭載されているGeForce9800GTのGPU半田クラック。
再リフローの作業をする。

ファイル 98-2.jpg ファイル 98-3.jpg

このPCはM/Bを上下逆に取り付けた「倒立レイアウト」バージョン。
面白いとは思うが、個人的にエアーフローの点で疑問があるので、お勧めはしない。

ファイル 98-4.jpg

再リフロー後に拡張ボードのレイアウト変更をした。
VGAボードの上側(本来は下側)に取り付けられていたSoundBlasterボードを1スロットずらして、GeForceとの隙間を開け多少でも放熱の邪魔にならないように変更。
写真は表面温度を計測中。アイドル時でも53度ぐらいまで上がる。

ファイル 98-5.jpg

ただこれはGPUヒートシンクを覆っている黒いスチールカバーに細工をして熱がカバーに伝わり易くなるように改造している。
以前の状態よりカバー側に熱が伝わって熱くなっているはずだ。

写真は無いが、この後ボードの隙間に排気用スロットファンを取り付けた。
多少でも以前より熱の排気が出来る状態になっていると思うし、サウンドカードに熱の影響が伝わりにくくなったと思う。

スロットファンを付けるとM/B側にあるIEEE1394のコネクタは使用ができなくなる。
これは了承済みで問題無し。

ところでIEEE1394を使っているWindowsユーザーって居るのだろうか?…
FireWireやiLinkという言葉さえ知らないユーザーが多いのではないだろうか・・。