メモリ -Memory Modules- 交換・増設・修理
現在のメモリモジュールは「DDR4-SDRAM」という規格が主流になっています。
(DDR4は1.2Vで動作します。DDR3Lの様な低電圧で動作するモジュール規格は無くなりました)
昔からたどればSRAM/DRAM/FP-DRAM/EDO-DRAM/SDRAM/DDR/DDR2/DDR3と進化し、現在はDDR4モジュールでもデュアル・チャンネル・アクセス方式が当たり前で、基本的には同容量のモジュールを2枚1組で増設します。
ハイスペックPCでは4チャンネル方式で4枚1組で動作します。
Vista以降のWindowsではOSが要求するメモリ容量が桁違いに大容量なのでXPから乗り換える時には必ずメモリ増設が必要になります。
また、HDDへのアクセスが異常に多い時や、パソコンの動作が遅い時などはメモリの増設をすると驚くほど快適になる場合があります。
以上が主な条件ですが、パソコン・マザーボードの製造メーカーによってBIOS・チップセットもカスタマイズされている為、すべてのパソコンでメモリの交換・増設が可能とは限りません。
特にSO-DIMMの場合はメモリチップのランク構成に注意しましょう。
マザーボードに空き増設スロットがあるかという物理的な問題も関係します。
交換・増設の基本注意点としては下記の通りです。
メモリも不具合を起こすとCPUと同じくフリーズや起動不能の症状を起こします。
上記のように取り付けるM/Bと、最も相性問題が出やすいPCパーツの一つです。
不具合が起きた場合、修理の手段としてはCPUと同じく交換という事になります。