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記事一覧

Windows7 64bit SRTSPL64.SYS エラー

Windows7 Professional 64bitで起こった 0x00000050 のブルースクリーンエラー。
滅多にお目にかかれないだろう? Dell Precision Workstation M6500 で起きたトラブルである。ただし、このエラーは特に機種依存するものではない。

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メモリかHDDのトラブルっぽいが、実はSymantecのアプリケーション、主にNortonなどアンチウィルス系のアプリがクラッシュして起きるようだ。

今回はSymantec Endpoint Protectionという法人向け総合セキュリティソフトがクラッシュして引き起こしたトラブルだ。

症状の切り分けとしては、セーフモードで起動し、シマンテック系のサービスとスタートアッププログラムをOFFにして再起動してみれば良い。ただ、他にもシステムファイルがクラッシュしている可能性が大きいので、修復は必須となる。

それにしてもこのノートPCデカすぎる・・。B4サイズ?
スケッチブックサイズPCだ。♪
ACアダプターも19.5V/12.3Aと200W超クラスの電源。弁当箱サイズの大きさ。ドクロ

ファイル 104-2.jpg

弁当箱だといろんな大きさがあるが、3.5インチHDDよりデカイのはご覧のとおり。!

Advanced Format Technology AFTの罠

通の方ならご存知だとは思うが、AFTとはWesternDigitalが最初に発売した4KiB(4096バイト)物理セクター採用のHDDに実装された512Byte論理セクターのエミュレーション技術の事である。

AF対応HDDはOS側から見ると、あたかも今までの512バイトセクターのHDDのように振る舞ってくれて?意識せずに苦労もなく使うことができるが、XPではアライメントがずれて速さが出ないなどトラブルも多い。

そろそろ「この手」のトラブルが来るかな・・
と以前から思っていたら自分でも全く気が付かなくてハマった。

少し古めのPanasonic/CF-Y8のリカバリーが出来ないという案件。
XPのダウングレード権が付いたVistaとXP、2つのOSがインストール可能なお得なPCだ。
昔はこういうモデルがあったねえ。懐かしい。

Vistaにリカバリーしようとしても、最後に「Windowsを構成できませんでした」というエラーでリカバリーが終了してしまう。
(スナップ撮りませんでした^^;)

何度かエラーを出されて、やっと気がついた。^^;
あ~、この時代に2.5インチの1TB/HDDなんて有るわけ無いだろう・・。
外してみれば写真の通りWDのAFT対応の4KセクターHDD/WD10TPVTだった。

ファイル 103-2.jpg ファイル 103-1.jpg

リカバリーの時に問題になるのは、国内メーカー製PCのリカバリーディスクは工場出荷時のイメージファイルをNortonのGhostなどを使って圧縮/展開してインストールするモノが多いという事。

調べてみると、WesternDigitalのホームページに「クローンイメージのリカバリーはリカバリー後にユーティリティを使ってアライメント調整をしろ」と書かれている。
Vista / Win7のクローンイメージでもアライメントがズレるようですね。

まあ、それは置いておいて、今回はリカバリーイメージ内に含まれているIntel Matrix Storage Managerがエラーを出していたのが原因。
Matrix ManagerがAFTに対応していないのは有名な話なので、多くは語りませんが・・。

試しにクリーンインストール後にMatrix Managerを入れてみたら(インストールは出来るのです。不思議。)WindowsUpdateはすべて0x800系エラーで失敗する。
Security Essentialsもエラーが出てインストール不可。・・これじゃあダメだね。汗

なかなか気が付かず、お恥ずかしい話だが、みなさんも気をつけましょう・ね♪

CMOS電池ホルダー交換 / ケースSW交換

なんて事はない修理作業だが、こんな地道な修理もやってます。

写真はECSのM/Bで、お客様がご自分でCR2032ボタン電池を交換しようとして、固定の爪を割ってしまった。
良くありそうなトラブル?交換前と交換後のスナップ。

ファイル 102-1.jpg ファイル 102-2.jpg

次は「電源が入らない」と持ち込まれたショップブランドのBTOパソコン。
電源ユニット不良だろう・・
と思い、試しに本体スイッチを入れてみると「手応え」がない。
「ふにゃ」っとした感じである。電源を入れた手応えがない・・という表現が適切かも?

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テスターで検査すると、明らかに導通がなくケース側S/Wの接触不良。
途中で切断して新品と交換して終了。無事電源が入る様になった。

今回は、またまた写真整理の投稿でした。汗

HX50B チップセットリフロー

またまた登場SONYのHXシリーズ。ファンは回るが起動しない症状。
今回もメモリ / MCH周りのコンデンサーが膨張していたので即交換。

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交換後、仮組み状態で起動させてみるが症状が変わらず起動せず・・。
うーん。残るはノースのVGAか・・・。

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と言う事で、865チップセットのMCHを再リフローしてみると無事起動した。
Intelチップセットの修理は珍しい。
修理後に再発しないよう、MCH専用の冷却ファンを取り付けた。

もう世代交代しても良いPCだが、希望があれば、どんなPCでも直します。ハート

TX66 液晶交換 / L410 c000021a エラー

2件まとめて、スナップ写真の整理的投稿です。滝汗

< Acer Veriton L410 c000021aエラー >

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c000021aでググると、山ほどヒットする代表的なブルースクリーンエラー。
今回はAMDプラットホーム超小型デスクトップAcer Veriton L410で起きたトラブル。

特定の機種に限られるわけでなく良く起こるエラーのひとつで、大体がHDDの物理的故障などで起こる事が多いが、論理エラーの場合もある。
ただ、今回は診断の結果、チップセットのHDDコントローラー不具合の可能性が強く、お客様が某販売店の延長保証に加入していたという事も有り、メーカー修理に出す事になった。診断のみの作業で終了。

< Dynabook TX/66H 液晶割れ破損 交換 >

ファイル 100-2.jpg ファイル 100-3.jpg

この液晶はAcerなど他のPCメーカーでも使われている液晶パネルだが、同じ30ピンコネクターでも各メーカーにより微妙に配列が違うようだ。
パネル型式の最後の3桁(メーカーリビジョン)に注意しないと正常に動作しない。

TX66シリーズはネット上でも話題になっている電源不具合の多い機種だが、原因はCPUソケットの裏に付いているNECトーキン製プロードライザーというデカップリングデバイス(コンデンサー)の劣化らしい。

パーツも需要が多いらしく品薄で、結構高値で取引されているみたいだ。
リフローで表面実装されているので、これは交換が厄介だなあ・・