いつもお世話になっているOA商社さんからの修理依頼。
hpのエントリーサーバー機でSATAのRAIDボードSmartArrayE200でRAID1が組まれている。
症状はBIOS画面の後で再起動がかかってしまうという症状。
いつもながら法人さんの修理は気を使う。データの保護が最優先なので・・。
症状からするとハード障害には間違いないので、とりあえずRAIDカード他を外しハード構成を最小限の状態にしてからメモリチェックから始めると早速エラーが発見された。
メモリはDDR2/ECC付きSamsung製モジュールのデュアルチャンネル動作で512MB×2の1GBを搭載している。
エラーを出しているのは1枚だけだが、サーバー機ということもあり2枚一緒にKingstone製ECCモジュールと交換、BIOSも無事起動した。
修理とは関係ないが、修理に持ち込まれるタワー型モデルで2台以上のHDDが取付けられているモデルは必ずと言っていい程、取り付けスペースに余裕があるのにHDDが密着して取り付けられている。(一枚目の写真)
発熱する部品としては好ましくない取り付け方なので、必ずコントローラー基板側の下には空気の流れるスペースを取るようにしたい。
今回も5インチベイに余裕があったのでHDD同士を密着させないよう空間を作るためメインドライブを移動した。(最後の写真)
ちょっとした気遣いだが、こういう事がパーツの寿命を伸ばすのに繋がる。