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記事一覧

VAIO VGC-LN52 リカバリー エラー332

2009年発売の一体型 VAIO VGC-LN52JGB 地デジ内蔵モデル。HDDがSMARTエラーを出しアクセス不可・起動しなくなり交換と言う案件。
オリジナルはSeagate ST31000340AS / 1TBのモデルで、2パーティション(リカバリー領域+プライマリー)で設定されている。

地デジ録画領域がCドライブと言うのも何となく違和感があるが・・

ST31000340ASは512byteセクターの非AFTドライブだが、AFTのWD10EZEXに交換。
何故WDかと言うとWD製1T/1枚プラッタモデルを使ったことが無かったから・・
で、ハマりました(;'∀') AFT使うの止めておけばよかった・・。滝汗

ファイル 151-1.jpg

パーティションを切った後のフォーマットでエラー:332が発生。
ググってみたらかなり情報がありました・・。
VAIOのエラー332と333はAFTとリカバリープログラムの不整合が原因らしい。
333はもっと厄介と言う情報も・・(;'∀')

結局、非AFTドライブへリカバリーをしてイメージをWD10EZEXに展開した。

無事起動するようにはなったが、Dynabookと同じでWindowsUpdateが 8024A000 エラーで実行できない。
でも、この機種はAHCIではないらしくIntelRSTはインストールされていないぞ・・汗

これはSoftwareDistributionフォルダとcatroot2フォルダを再構築する事で対処できた。
以下のバッチファイルを作り、管理者権限で実行後に再起動すればWindowsUpdateが出来るようになる。

net stop wuauserv
cd %systemroot%
ren SoftwareDistribution SoftwareDistributionold
net start wuauserv
net stop bits
net start bits
net stop cryptsvc
cd %systemroot%\system32
ren catroot2 catroot2old
net start cryptsvc

たかがリカバリー、されどリカバリーと言う感じ。疲れますドクロ

VAIO PCV-HS71BC5 電源が落ちる

Intel Pentium4 + 845GLチップセットを搭載した SONY VAIO PCV-HS71BC5、10年選手になるが、まだまだ現役のようだ。
電源がすぐ落ちてしまうと言う症状で持ち込まれた。
開けてみれば、一目瞭然。見事に埃が詰まっている。

ファイル 148-1.jpg

この季節から、夏が終わるまで熱暴走関係の修理が多くなる季節だ。

ファイル 148-2.jpg ファイル 148-4.jpg

清掃後はスッキリ。念のため、電源も分解清掃したが問題は無かった。
HDDも物理的な損傷はなかったが、ファイルシステムが損傷を受けていた様でスキャンディスクが強制的に始まり、例のReplacing invalid security ID・・が延々と始まった。

ファイル 148-3.jpg

とりあえず強制終了はNGなので放置。
これが始まるとパーティションテーブルが破損してしまう事が多いのだが、今回は幸運にも無事XPが起動できた。♪

こんな事にならないよう、皆さんも今のうちに掃除しましょうね!

NEC PC-VW770KG 起動しない

NECの地デジ対応22インチ一体型 PC-VW770KG 。スペック的にはWindows8でも余裕で動きそうな感じだ。
不具合はビープ音が3回鳴り起動しなくなる症状。

原因はCMOS電池の消耗か、メモリエラーだろう。ネット上にも情報が溢れている。
とりあえずCMOSクリアの意味も込めて、電池を交換したほうが手っ取り早い。

ファイル 147-1.jpg

今回は電池の消耗により起動しなかったようだ。実測2Vを切っていた。
これでは起動させるのは無理。

ただ、今回のメイン作業はこの不具合解消ではなくCドライブのパーティションサイズ変更と内部の清掃。
この機種、水冷式なんですね。E4400ってそんなに発熱するのか?汗

でも、Hitachi製のラジエーターっていうのが・・なんか良い♪
HKS製ボルトオンターボのインタークーラーみたいだ~LOVE LOVE
ま、それはさておき・・(;'∀')

ファイル 147-2.jpg

500GBのうちCドライブはデフォルトで約70GBしかない。
既にCドライブの空きが数GBしかなく、地デジ録画はしないと言う事なので、Cドライブを250GBまで拡張した。

一般的に、この手の一体型を購入する方はDドライブが大きくても地デジ録画をしない限り意味が無いし、Dドライブと言う「存在」すら知らないお客様もいる。

どちらかと言えばiTune Musicやデジカメの写真などを、My Documentに大量に保存してしまう方が多く、気が付いたらCドライブが満杯・・と言うユーザーが多い。

Fujitsu FMV LX50J 起動しない

電源ユニットが不具合を起こす故障の多い Fujitsu LX50J だが、今回は本体ではなくMaxtorのHDDがクラッシュしたのが原因。

ファイル 146-1.jpg

この時代のMaxtor製HDDはHDDコントローラーチップがかなり熱くなるので、個人的には当時使うのを避けていた。
まあ製造から9年ほど経つHDDなので、かなり保った方だとも言える。

ファイル 146-2.jpg

それにしても1000か所以上の見事なセクタークラッシュ。滝汗
ここまで酷いと、かなり昔から調子が悪かったのではないだろうか・・

ファイルシステムも修復して何とかOSは起動するようになったが、.Net関係のモジュールが正常ではなくなってしまった。
とりあえずクリーナーを使ってすべて削除し、再インストール。

ファイル 146-3.jpg

.Netは正常に戻ったが、WindowsUpdate等同じくダメージを受けていることが判明。
修復インストールをする必要のあるレベルだが、リカバリーも考えていらっしゃると言う事もあり、ある程度の正常動作状態が確認できた所で作業は打ち切り。

あ、当然HDDはイメージをコピーして新しいHDDへ交換しています。♪

Asus X202E 水没起動しない

沼津と言う土地柄、通りすがり?の旅人のPC修理が時々舞い込んでくる。
今回もバイク一人旅で東京から下って西に向かうお客様。
衝撃吸収のソフトケースに入れたAsus VivoBook X202EのCorei3モデルを水たまりに落としてしまい、起動しなくなったと言う修理依頼。
AsusはUltrabookと呼ばないのかな?VivoBook?何でもよいけど・・。

ファイル 145-1.jpg

Ultrabookの難点はまずバッテリーがすぐに外せないと言う事。
これも水没した場合にリスクの1つになるだろう。

M/Bを脱着して、洗浄乾燥後は幸い起動するようになった・・。

しかし衝撃吸収のケースに入っていたにもかかわらず運悪くタッチパネルを破損した為、Windows8が起動した途端すべて操作が出来なくなる。

タッチパネルが割れて常に押されている状態になってしまうからだ・・
タッチパッドや外付けマウスの操作も一切受け付けない状態になる。

ファイル 145-2.jpg

BIOS画面では、タッチパネルが有効になっていないので項目変更はできるのだが、BIOSレベルでタッチパネル機能を無効にできないので、OS起動後は全く打つ手がない。

結果、旅の途中と言う事もあり沼津近くの量販店で同モデルを買う事になり、HDDを移植する事になった。

5万近い予想外の出費!なんと運の悪い事か・・・。
こちらとしても、あまりに気の毒なので今回は格安で作業させて頂いた。
無駄な出費の分、暫くは「道の駅」で野宿と言う事になるらしい(;'∀')

今回はタッチパネルの弱点が露呈された修理案件となった。

これからタッチパネルのWin8ノートPCを購入される方はBIOSレベルでタッチパネルをOFFに出来る機能を持つ機種を検討したほうがリスクが少ない。

そんなモデルが有るのかは知らないが。汗 探してみましょう!