たて続けにプロードライザー交換の記事を一気に書いてしまおう。
さて、デカップリング用に不具合を起こしているプロードライザーを交換するしか方法が無い機種(下の画像のケース)の場合は、基本、一度は交換してみる。
つい先日、大阪のお客様からのご依頼で行った作業分だが、不具合を起こしているのはDynabook TX/65Fで、ACアダプターを繋いだ瞬間に電源が落ちる症状。
標準で実装されているのは0E907(900μF)だったが、今回も1200μFの0E128をクリームはんだを使いリフロー作業で交換。
(基板に乗せただけ!みたいだが、ちゃんと半田付けされています。)
どう見てもチップのプリントが怪しげ。如何にも某国製らしく見える。
これも、事前に容量のチェックをしたのにNGだった。
結局、再度取り外し!今まで何回外したか・・
ところで、外したランドパターンをよく見ると積セラが片側7個実装できるパターンが見えます。Toshibaも最初はそのつもり?(余談ですが)
100μFを14個で1,400μFでも良いとは思うが・・イライラしそう。
それはさておき、最近の修理方法はこんな感じ。
Murata製の高分子アルミ電解コンデンサーを4個田型に並べる方法です。
ちょっと高級なチップですが・・。
結構「遊んでる感」があるが、まあ楽しんで仕事しないと