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NEC PC-VL570/K XPへダウングレード

標準でVista HomePremiumがインストールされているPCをXPにダウングレードしたいという依頼案件。
IntelG33 + ICH9DHでCore2Quad/Q6600がオリジナルで載っているモデル。
当時にしては高級なスペックですね。

ちなみにXPに変更する理由は・・Vistaが嫌い・・の一言だそうです。(^_^;)

ファイル 80-1.jpg

何て事はないように思える作業だが、気を付けなければいけないのはBIOSデフォルトでAHCIが有効になっていること。
っていうかSATA動作モードはAHCI固定になっていて変更できない。
普通にXPをインストールすればHDDを認識しないか、又はブルースクリーンになる。

ファイル 80-2.jpg

F6ドライバーインスト用にUSB/FDDを接続してインストールを始めたがUSB/FDDを認識しない・・なんで?

BIOS設定を見てみるとUSB Strage Device Configurationでデバイスのタイプをイチイチ選択しなければならないようだ。デフォルトのAutoではUSB/FDDを認識しない。

ファイル 80-3.jpg

当然Floppyを選択して再度インストール開始!・・またダメだ~。
BIOS上でTEAC FD-05PUB と認識されているのに・・
それなら・・と、Forced Floppyに変更し3度目の正直でインストール開始!

ファイル 80-4.jpg

今度は無事認識され、F6ドライバーをインスト出来た。
何のためにAuto選択ポジションなのかが意味不明。バグなのだろうか?

あとはXP用のデバイスドライバー集め。
チップセットとビデオドライバーはIntelなので問題無いだろう。
LANチップはIntel82556で同じインテルからDL出来るので問題無し。
残るRichoのCardBusドライバーとRealtek/ALC262用サウンドドライバーだが、NECのサイトから持って来ることが出来る。

サウンドドライバーは他のノートPC機種向けのものを探して欲しい。
他機種用だがインストールは可能です。

NEC PC-LL750HG 動作が遅い

2007年発売のVista搭載ノートPC。チップセットはRadeon Xpress1250を使っている。
Vistaが発表・発売されて直ぐに販売された各メーカー製PCは、殆どのモデルがメモリを1GBしか積んでいなかった。

今だから分かるが1GBのメモリでVistaが快適に動くわけがない。
で、不満を持った人は後から1GBを追加して倍の2GBにする。それでも遅い・・・。
結果Vistaはリソース食いの駄作OSというレッテルを貼られてしまった訳だ。
このLL750HもそんなPC(遅くて動かない)の代表的な1台である。

http://121ware.com/product/pc/0701/lavie/lvla/spec/index02.html

CPUはCeleron420/1.6GHzのままで、メモリは1GBから2GBへと増設されている。
NECの仕様によると、このモデルの最大メモリ容量は2.5GBと公表されている・・これを信じている方も多いと思うが、実はそんな事はないのです。
(実際、Xpress1250自体はチップセット側で最大16GBのメモリまで対応している)

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0830/ati.htm

何故かというと発売当時は2GBモジュールは市場に流通していなかっただけである。
たぶん・・・(^_^;)

ファイル 68-1.jpg ファイル 68-2.jpg

そこでトータルのメモリを3.5GBに増設してみた。
オンボードで搭載されている512MBは外す事は出来ないので、スロットに取り付けられている標準の512MBモジュールを外し、PC2-5300の2GBモジュールと交換した。増設されていた1GBモジュールはそのまま使っている。
インストールされているVistaは32BitのOSなので、これ以上のメモリ増設は意味が無い。

増設後はかなりレスポンスが違う。2GBと3.5GBの差は大きい。
VRAMでメインメモリから128MB~320MBまで動的に使われてしまうので尚さら体感できる。この上限320MBという仕様も2.5GBの最大メモリ容量に対しての基準のようで、3.5GB搭載だとBIOSからは約512MBがVRAMとして割り当てられているようだ。

CPUは交換する依頼がなかったが、余っていたCeleron430/1.73GHzがあったのでサービスで交換した。気持ちアップ(;・∀・)
CPUのエクスペリエンス・インデックスが3.4 → 3.6へと上がる。ちなみにメモリのインデックスは3.9(2GB搭載時)→ 4.4へと0.5上がった。

ファイル 68-3.gif ファイル 68-4.jpg

最後に、このPCの隠れ仕様?なんと2台目のHDDが増設できる。
ノートにしては大きな筐体なので何かあると思ったが、かなり驚きです。
おそらく上位機種でTV番組が録画できるモデル向けにHDD増設ベイがあるのだろうが、シリーズで共通の筐体を使っているからなのだろう。

このモデルではメインドライブが100GBしか無いのでHDD増設はすごく意味がある。
とりあえず、FUJITSU製SATA-HDDを取り付け、HDD1のDドライブ領域を増設したHDD2へ移し、物理的にパーティションを分ける事にした。
ただし増設用HDD取り付け用のステーは付属していないので、ネットで探すか自作する必要がある。今回はあるモノを使い自作した。わかるかな?

結果、HDD1のDドライブに割当たっていた領域分拡張できるので標準のCドライブ容量約46GBを約79GBまで33GBほど拡張する事が出来た。(残りはDtoD領域)
同時に仮想メモリ領域もCドライブからDドライブへと移す。物理的に違うHDDなのでCドライブへのアクセス負荷も減り、速くなる。

ファイル 68-5.jpg

余談だが、この機種はFSBが533MHzで固定されているようなのでデュアルコアCPUを載せようと思ったらT5300が限界である。FSB667MHzのモデルは動作しない。
(たぶん・・自己責任でお願いしますね)

あと、LL850HJのBIOS(526A1000)も入れてみたが難なくアップデート出来た。
ただ、FSBが固定されているのでアップデートのメリットは無し・・(;・∀・)

NEC MY25X/R-E 起動しない

2004年発売のオフィス向けPC。全く起動しなくなったという事で、沼津にある建設資材関係の事業所から持ち込まれた。OSはXP/ProSP2。
現場でVBで開発されたオリジナル生産管理アプリを動かしているらしい。

ファイル 40-1.jpg

電源を入れてみると・・何も起こらない。(;・∀・)
明らかに電源かM/Bの不良なのでとりあえず分解してみる。・・・と、

ファイル 40-2.jpg

御覧の通り作業現場で喫煙環境ということもあり、とにかく内部の汚れが酷く唖然。原因を追求することもなく(時間の節約です)即決で電源ユニットとM/Bを交換することに決定した。

同機種のM/Bでなく上位機種(MY28V/R-E)のM/Bが手に入ったので、ついでに?CPUもCeleron2.5GHz(Northwood)→Pentium4/2.8GHzへ交換。
メモリもデフォルトの256MB→1GBまでスペックアップした。HDDはSMARTもセクタエラーも出していなかったのでそのまま使用。

ファイル 40-3.jpg

筐体もヤニ取りクリーナーで必死に清掃して見事別のマシンのようになって蘇ることができました。

NEC PC-VR500BD 起動しない/フリーズする

近くの、とある介護福祉事務所?さんからの依頼。
介護事務ソフトを使っていると頻繁にフリーズが起こるらしい。あと、PCが起動しない(BIOS画面も出ない)ことが多々あるとの事。OSはXPのSP2。

ファイル 30-1.jpg

調べていてわかった事だが、この手のAVパソコンはリモコンで瞬間起動するようになっている。
そのためにインスタント起動領域というものがHDD内にあるらしく物理メモリ容量と密接に関係しているらしい。(うまい説明ではないですが)
したがってメモリ容量を変更したときには、リカバリープログラムの中の「インスタント領域のリカバリー」を必ず実行しなければ正常に動作しないとの事。(恥ずかしながら初めて知りました)

メモリは当然増設してあったが、この作業はしていなかったらしい。で、インスタント起動領域のリカバリーを実施。念の為ついでにCMOSもクリアして電池交換をした。

結果、正常に起動するようになりました。

あと、何故かTVチューナーボード(キャプチャーかな?どうでも良いか)が抜かれているのを発見。理由を聞いても何故か知らないとの事。なのにSmartVisionはバックグラウンドで動いている。・・意味なし(;^ω^)

で、必要無いSmartVisionやMediaServerなどの常駐ソフトを削除してSP2からSP3までアップデートを実施。その後はフリーズも無くなった。

NEC PC-LL530/7 キーボード不具合

2003年に発売されたAMDプラットホームのノートPC。
PCを起動すると、何もしていないのにエラー音が鳴りっぱなしの状態になったり、押していない文字が入力されてしまうというトラブル。

ファイル 41-1.jpg

Lavie LLシリーズでかなり頻繁に起こるトラブルのようだが、原因はキーボードのキー接点がPC本体の熱により劣化して起こる症状。
特にAMDプラットホームの機種(っていうかAMDしか無いのかも・・)に多く起こるようだ。

修理はズバリ、キーボードの交換。コレでおしまい。
このシリーズ固有のトラブルのようだが、何かしら放熱対策をしてPC使用した方が良いかもしれません。

ただ、そろそろお買い替えの時期かもしれませんが・・。