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PowerBook G4 Aluminum 電源が入らない

本体側のDCジャックの接触が悪く、プラグ側をグリグリ押し込みながら無理やり使っていたが、とうとう起動しなくなったという状態。本体基板側のはんだ割れが原因だろうと言う事で、とりあえずお預かりした。

PowerBookの分解は「お手の物」なので、とりあえずバラバラにして基板チェック・・だが、ジャック部分の半田割れは見受けられず・・半分元に戻した状態で手持ちの試験用のニセモノACアダプターを接続すると通電するではないか!

ファイル 59-1.jpg

何の事はない。ACアダプター側のケーブル断線だったが、これだけではなかった。
バッテリーも使い切った様子だったので、過放電の状態らしく充電ができない。PRAMバッテリーも電圧が3Vを切っておりアウト。
この状態だと電源は入りファンは回るが、OSは起動しない・・・(^_^;)

とりあえずお客様に連絡すると、返却していないリコールバッテリー(過熱でリコールになったソニー製)をまだお持ちだと言う事で、持って来て頂いた。(さすがにバッテリーまで在庫はないので・・)

とりあえず交換して電源を入れると「ジャーン」の音と共に無事起動。
珍しくACアダプターとバッテリーの両方がポシャッた状態が電源が入らず起動できない原因であった。

リチウムバッテリー側も過放電防止装置が内蔵してあるはずなのに、これも不具合なのだろうか・・

PowerMac G4 M8493 起動しない

懐かしいG4 QuickSilverモデル。デザイン関係の仕事をなさっているお客様からの依頼。QuickSilverの2001年と2002年モデルではグラフィックカードがGeForceからRadeonに変更になったみたいだが、そこまでは見なかった(^_^;)

ファイル 51-1.jpg ファイル 51-2.jpg

不具合は「起動しない」・・要は、あの「ジャーン」っていう音が出ない状態。
OSはVer9.2だったかな?(これも見ませんでした)

Macの場合、「起動しない状態」のトラブルは多い。
ただ、ほとんどがPMU(Power Management Unit)がダウン?した事によるもの。
PMUはビックリすると、ダウンして死んだ振りをするみたいです。
そんな動物が居たような・・

MacのPMUはDOS/VマシンのBIOSチップの様なモノ、起動しないWindowsPCもM/BのCMOS電池を抜いて1日ぐらい放置すると起動する事があるが、それと同じである。

筐体はMacらしく良く考えてあると思う。サイドパネルと共にロジックボード(マザーボードの事です)が手前に倒れて水平になりメンテナンス性は良い。何故DOS/Vも同じ様にM/Bが手前に出せるように設計しないのかな?

PMUのリセット方法はApple社のサポートページへ行けば機種別に細かく書かれているので今回は割愛(手抜き)。そちらを見てほしい。

筐体内もだいぶ埃が溜まっていたので掃除も同時に行った。CPUはIBM/PowerPCの800MHz(たぶん)。でもこれってBGAパッケージでCPUボード?になっているんですね。知りませんでした(^_^;)

昔のSlot1→Socket370の変換ボードみたい・・懐かしいです。
(下の左写真がSlot1の物です)

ファイル 51-3.jpg ファイル 51-4.jpg

ただ、ヒートシンクの取り付けは適当な感じがする。板バネのクリップでCPUボードに引っ掛けているだけ。Macならもっと恰好良くして欲しかった・・。

PMUリセットで「ジャーン」が復活。
Macが起動しない場合はまずPMUリセットをやってみて欲しい。

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