本体側のDCジャックの接触が悪く、プラグ側をグリグリ押し込みながら無理やり使っていたが、とうとう起動しなくなったという状態。本体基板側のはんだ割れが原因だろうと言う事で、とりあえずお預かりした。
PowerBookの分解は「お手の物」なので、とりあえずバラバラにして基板チェック・・だが、ジャック部分の半田割れは見受けられず・・半分元に戻した状態で手持ちの試験用のニセモノACアダプターを接続すると通電するではないか!
何の事はない。ACアダプター側のケーブル断線だったが、これだけではなかった。
バッテリーも使い切った様子だったので、過放電の状態らしく充電ができない。PRAMバッテリーも電圧が3Vを切っておりアウト。
この状態だと電源は入りファンは回るが、OSは起動しない・・・(^_^;)
とりあえずお客様に連絡すると、返却していないリコールバッテリー(過熱でリコールになったソニー製)をまだお持ちだと言う事で、持って来て頂いた。(さすがにバッテリーまで在庫はないので・・)
とりあえず交換して電源を入れると「ジャーン」の音と共に無事起動。
珍しくACアダプターとバッテリーの両方がポシャッた状態が電源が入らず起動できない原因であった。
リチウムバッテリー側も過放電防止装置が内蔵してあるはずなのに、これも不具合なのだろうか・・