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GA-EP45-DS3R 再起動を繰り返す

Gigabyte製M/Bをベースに組んだ自作PCがBIOS起動後に強制リセットされてしまうと言うトラブル。個人で建築設計をなさっているお客様より持ち込まれた。
大切なCADデータが入っているのでシビアである。システム構成は下記の通り。OSはXP/ProSP3

M/B Gigabyte GA-EP45-DS3R
CPU Intel Core2Duo E8400
Mem UMAX DDR2 2GBX2
HDD Hitachi HDP725050GLA360
DVD HL-DT-ST(LG) GH20NS10
Video Galaxy GeForce 9800GTX+
Power Owltech PSGCM600
Case CoolerMaster Centurion 590

ファイル 36-1.jpg

とりあえず起動してみると最初は通常起動した・・が、再起動させるとBIOS起動後に再起動がかかる。
電源を抜いてパーツをチェック・・してみるとビデオボードのGeForce9800GTX+があやしい。パッと見、真っ直ぐ刺さっていない様に見える。
取りあえず脱着して差してみたがガタつきも多い。と言うのもこのケース、増設カードはビス止めでなく簡単にワンタッチ式のロック機構で固定されるようになっていて、がっちりと固定はできない感じ。

ファイル 36-2.jpg ファイル 36-3.jpg

取りあえずビス止めの固定穴は残っているのでビスでがっちり固定し起動してみた。

結果、原因はビデオボードの取り付け不良ということでした。
このクラスのボードになるとフルサイズで重量もかさむし全長も長いため、出来れば確実に固定したほうが良いと思う。

その他にコレが原因かわからないが、不良セクタも発見され修復した。CADデータは全くの無傷で一安心。

Endeavor MR3100 CPU換装・他

インテルG965チップセットM/Bを使用したEPSONのBTOパソコン。OSはXP/ProSP3
このマザーボードはAsusのP5B-VMという製品のOEMだ・・・っていうかそのまま。

ファイル 37-1.jpg ファイル 37-2.jpg

LGA775ソケットで対応CPUも幅が広く、アップグレードしがいのある?システム構成。
CeleronDからCore2DuoシリーズへのCPU換装はかなりコストパフォーマンスが高くオススメです。

PCI-Ex16スロットも搭載しているのでビデオカード+メモリを足せばOSも十分Windows7に変更でき、さらにゲームマシンへと変貌出来る。

今回はお客様の要望で・・
CPU Celeron D346 → Core2Duo E6700
の換装をベースにメモリ増設(+2GB)・USBボード(3ポート)の増設を行った。

ファイル 37-3.jpg

比較ベンチを取らなかったが、XPは激速。
欲をいえばストレージをSSDに交換して、先に書いたようにVideoボードをプラス。Windows7にOSを変更すれば文句なしというところでしょうか。

2006年発売の機種だが、まだまだ十分現役で使えるPCの代表という感じでした。

FMV MG50L CPU換装・DCコネクタ修理

当初、PC本体側のDCコネクタが破損し接触不良で修理ということで持ち込まれたのだが、動作が遅いのが不満で改造も同時にして欲しいということでアップグレード作業をした案件。

ファイル 39-1.jpg

本体側のDC入力コネクタだが、このシリーズはVGA外部端子や無線スイッチ/LEDなどと共にM/Bとは別の基板で構成されている。

ファイル 39-2.jpg

基板交換で済むかと思いきや、LEDの配列等微妙にシリーズ内でも違うらしく、結局コネクタだけ交換/半田付けの作業になった。

アップグレードに関しては、まずCPU換装。
CeleronM→PentiumMシリーズへ変更する・・コレは譲れないでしょう。
チップセットはインテル852GMでFSBは400MHzしか対応していない。上位機種で採用されている915GMや後発852GVは533MHz対応なのに・・残念。
したがってPentiumM/700シリーズなら動作するはずだが、入手のしやすさと予算との兼ね合いもあり735(FSB400MHz/1.7GHz動作)へ換装。BIOSでも問題なく認識された。

http://ark.intel.com/products/27588/Intel-Pentium-M-Processor-735-(2M-Cache-1_70A-GHz-400-MHz-FSB)

その他にもメモリ増設に加えてHDDを80G→320GのWD3200BEVEに変更。
環境を移行してHDDを換装した。本当はSSDにしたかったが・・
アップグレード後はXPの体感スピードもかなり上がり、ストレスなく使えるようになった。

Shuttle SD30G2 起動しない

Shuttle製インテル945GCチップセットM/Bを搭載したCUBE型ベアボーン。起動しないということでお預かりした。

ファイル 44-1.jpg

M/Bを見るとコンデンサーがパンクしている。「容量抜けだな」という事でコンデンサを交換している作業中にレギュレーター・スイッチ回路のFETが焼損しているのを発見。(見づらい写真ですみません)

ファイル 44-2.jpg

MOS-FETを調達するのも大変だし基板まで逝ってる可能性大なので色々考えた・・が、オリジナル規格のM/Bなので交換するにもこれまた調達困難・・メーカー修理にするか、どうするか。でもなるべくコストは掛けたくない・・
HDDのデータが助かればOKという事になったので、同じチップセットを使ったMicroATXのM/Bを使い筐体ごと交換する手法となった。

という事で、同じ945GCチップセットを使ったAsus製P5GC-VMに決定。ケース+電源はAqtis製AC400-M02Bを使い安く済ませた。
安いが400W電源+前後ファンも標準で付いているし、そこそこ使えるケースだ。

ファイル 44-3.jpg  ファイル 44-4.jpg

CPUはCore2DuoのE4000シリーズなので電源回路にそんなに負荷がかかっているとは思えないが、M/Bサイズの制限で結構回路設計に無理があるのかもしれない。

全く別マシンになってしまったがメーカー修理(M/B交換するだけだが)よりは圧倒的に安く上げることが出来た。

Dimension9150 デスクトップに何も表示されない

2005年発売。今は見ることもなくなったBTX規格を採用したPC。Dellなどのタワー型サーバー/ワークステーションで一部採用されているがCPUが低発熱時代になった今は必要無い規格である。

ファイル 45-1.jpg

症状はデスクトップに何も表示されない状態。壁紙のみである。
明らかにExplorerがクラッシュしている状態です。
こうなると修復インストールをするしか無いが、その前にHDDを外し、他のPCに接続してウィルス駆除とHDD検査をしてみる。

結果かなりの量のウィルスが検出された。だが幸いなことにHDD自体はハード的にクラッシュしていない。接続を元に戻して、修復インストール後にAgent3.0を強制インストールし、SP3までインストール。

何とか元に戻りデスクトップも表示されたが、かなり深いところまでシステムダメージが及んでいるみたいである。動作が安定しない。
本来ならリカバリーをかけたいところだが、お客様側で必要データをコピーしたいと言う事で、この時点で作業終了。

アンチウィルスソフトは無料のモノでもかなりの検出率を誇るものがあるのでぜひインストールしておきたいものだ。

http://www.microsoft.com/ja-JP/security_essentials/default.aspx

XP以降のWindowsならば更新作業のいらないマイクロソフト製の「Security Essentials」なんかも手軽でオススメである。