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記事一覧

VAIO VGN-NR50B キーボードが使えない

最近は面白い修理案件が無く、記事にするのもイマイチだと思うが、場繋ぎ?の意味でスナップを撮った修理案件を紹介していこうと思う。
せっかく撮ったのに、直ぐゴミ箱行きももったいないし・・♪

タイトルも何と書けば良いか迷ったが・・タイトル通り。
VAIO特有と言う故障ではないのだろうが、Vistaのログイン前にキーボードとタッチパッドを認識せず、ログイン出来ないという症状。

USB接続のキーボードを持っていれば問題ないはずだが、ノートPCしか持っていない方は、かなり困るんじゃないかと思う。

ファイル 99-1.jpg

USBキーボードを接続してログインしてみると、キーボードとマウスパッドが競合してビックリマークが付いている。
何故、キーボードがHIDデバイスとして認識されているかは不明。

対策は両方共、一度削除してドライバーを再インストールすれば良い。
VAIOの場合は「標準PS/2キーボード」としてインストールされるようだ。

まあ、VAIOだから原因不明なのかもしれないですね。ドクロ

VAIO VPCF118FJ 水濡れ 起動しない

まだ2年程前に発売されたばかりのWindows7モデル。
前の水濡れ修理記事で書いた「禁断のカップラーメン」を使用中にひっくり返して、起動しなくなってしまったらしい。
メーカー修理見積り、今回は何と10万円だそうだ・・びっくり

基板を外した後の作業前にスナップを撮らなかったが、粉末のスープの塊にカビが生えたような物体が基板に数カ所張り付いていた。あ然

取りあえず洗浄して見た所、腐食が結構進んでいたようでPD18のS/Wダイオードが脱落していた。これは粉末の塊の中で残骸を発見。
回路図を見ると、どうもPQ18のNPNトランジスターも無くなっているようだ。
電源保護回路の一部なので、起動しない原因はこれだろう。

ファイル 97-1.jpg ファイル 97-2.jpg

2PC4617は調達出来たが、CHN222は難しくRohmのDAN222で代替えして取り付け。サイズ的にSC-75/SOT-416は手作業半田付けでは限界ぎりぎりの大きさ。
きびしい~汗


ファイル 97-3.jpg

ざっとフラックスを拭きとった後の写真で綺麗ではないが、導通はOKが確認できたので、ある程度組み立てて電源を投入してみる。

ファイル 97-4.jpg

無事起動して、Windows7の動作も問題ないようだ。キーボードは交換の必要はないみたい・・。各デバイスも動作確認をしたが、問題無し。

水濡れの修理は必ず直る修理ではないので、今回のお客様もラッキーでしたね。LOVE LOVE

VAIO VGN-SZ53B 画面に縦線が入る

2007年に発売されたCore2Duo/T5500+945Express搭載のVistaモデル。
VGAチップは別途NVIDIA GeForceGo 7400を積んでいて、動作モードによって945のVGAと切り替えて動作するらしい。

スペックはこちらから

ファイル 91-1.jpg ファイル 91-2.jpg

Vistaはブルースクリーンで起動しない。BIOSは設定画面に入れるが赤い縦線が入る状態。(写真参照)
マザーボードはご覧のとおり、所狭しと、オンボードチップがひしめき合っている。4層基板なのかな?
左側の排熱ファン部分のヒートパイプの下がNVIDIA7400で、CPUは右側の裏側に付いている。

原因はGPUの半田クラックは確実で、再リフローの修理をする。
かなり他の半導体が隣接して取り付けられているので、マスキングは丁寧に時間を掛けた。

ファイル 91-3.jpg ファイル 91-4.jpg

再リフロー後は、無事に起動して縦線は出なくなった。

持ち込まれた時には、お客様がリカバリーをしようとして途中でブルースクリーンになり断念した状態だったので、再度DtoDインストールをしなおした。

ファイル 91-5.jpg

修理をしていて感じたのだが、この機種はメンテナンス性が最悪。
パーツのレイアウトやケーブルの引き回し方、コネクターの位置などなど、分解していても手順をキチンと覚えておかないと、組み直した後にビスが必ず余ってしまう。
まあ、ちゃんと記録しないで分解する私に責任があるが・・汗

SONY VAIO PCV-HX50B 再起動を繰り返す

同シリーズを以前にも修理したが、やはり設計上の問題ありの個体なのかもしれない。まあ、ソニータイマーにしては発動が遅い方かな・・?
基本的にかなり熱に弱いので、埃によるヒートシンク目詰まり・ファンの汚れなどに気を使わなければいけない。
この季節、エアフローの悪いスリムケース全般に言えることだが・・・・

原因は電解コンデンサーの容量抜け+ノースブリッジのヒートシンク脱落(固定用のピン外れ)による熱暴走だが、今回はウィルス感染もしていてMBRが書き換えられてしまっていた。これもPCが再起動して正常に起動しない原因の一つかもしれない。

ファイル 65-1.jpg ファイル 65-2.jpg

ノースブリッジのBGAチップもかなり過熱していた様なので、場合によっては再リフローしないと起動しないかな・・と思ったが今回は大丈夫だった。
コンデンサは820uF/6.3Vが全滅でメモリ周りも含め、合計9本張替。ヒートシンク固定ピンも再取付。ウィルスは駆除用PCで駆除後MBRを書き戻す。
その他にも必要なフォルダに隠し属性を付けられたり、変なレジストリエントリーがされていたので、レジストリ修復も手作業で行った。

ファイル 65-3.jpg

ここ最近ウィルス感染の修理が多く、その内の殆どのPCに「光プレミアム/ネクスト」のセキュリティ対策ツール(ウィルスバスター)がインストールされているのだが、何故か全く動作していない。

「念力」や「トリプル茶柱」ではウィルスは駆除できないのかな?・・(^_^;)

VAIO VGC-HX63B7 起動しない

PrescottコアPentium4/3.4GHz搭載のVAIO。全く起動しない状態で持ち込まれた。
CPUを聞いただけでM/Bか電源ユニットが逝ってしまったと感じさせる機種だ。
おまけにこの夏の猛暑と来たもんだ・・・

ファイル 32-1.jpg ファイル 32-2.jpg

外したコンデンサの写真を見て頂ければよくわかると思う。
特に16V330uF(黄色)は酷い・・
この他にもノースブリッジのヒートシンクの固定ピンが外れてしまっていた。

検査の結果、ノースブリッジも加熱でクラッシュしており、M/Bごと交換ということになった。スリム筐体ではエアフローを効率的にパーツレイアウトを設計したとしてもTDP/103WのPrescottコアCPUには無理がある。特にこの夏は異常気象だったし・・・

電源ユニットは無事だったようでOSAKA(マザボの型式。なんで大阪?)交換後は無事復旧した。

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