WindowsXPの起動ロゴ画面で止まってしまい、起動しない自作PCが持ち込まれた。
分解してみると、明らかにCPUの熱暴走の為に、レジストリファイルが破損して読み込めず起動できない状態のようだ。
CPUはPrescottコアのPen4/3.2GHzモデル640。このヒートシンクの目詰まり具合からすると、まず熱暴走に間違いないだろう。
とりあえず、ケース内のパーツを脱着してすべて清掃後、再度起動してみる・・起動するわけないか・・(^_^;)
と言う事で復旧作業に入る。
まずコンソールからRepairフォルダのレジストリを書き戻す。そして起動すると、OSインストール直後の状態・環境で起動する。
この状態ですべてのハードウェア検査を実施。特に問題は無いようだ。
次に、復元ファイルから正常と思われるレジストリファイルをConfigフォルダへコピーして起動。クラッシュ前の環境に近い状態に復旧した。
今回のPCは、システムファイルがかなり破損していた為、修復インストールも同時に行った。
昨年の夏の猛暑の後遺症といったところだろうか・・
ヒートシンクに写真程度まで埃が詰まっていると、CPU負荷が高いアプリやゲームを動かす方は、かなり要注意なのでチェックしましょうね。