年末から新年にかけてとても忙しく、やっと投稿する余裕ができた。(^_^;)
今回も前に記事を書いたTX/66シリーズの不具合。
何気に機種も聞かず修理を受けてしまったが、見た瞬間「あ、やばいかも・・」と思ってしまった。
前のTX/66Fは電源が落ちる症状だったが、今回のTH/66Hは頻繁にフリーズしてしまうという状態で持ち込まれた。
とりあえず起動してみると、起動した直後にフリーズ。「にっちもさっち」もいかない状態だ。でも起動してくれる?だけ状態は良いかなあ・・。
このHバージョンは前回のFバージョンより新しいIntelGM45Expチップセット/Core2Duo P8600を使ったシステムなのでまだ期待が持てるような気がする。
とりあえず色々と調べたところ、この機種に限りどうもBIOSのリビジョンと東芝独自の電源管理システムが怪しい。
お預かりした機種はVer1.8だったがVer2.2以降は電源関係の制御動作に関するアップデートがかなり含まれている。最新版はVer2.3である。
DOSモードでアップデートが出来れば問題ないが、東芝の場合Windowsが起動した状態でないとBIOSがアップデートできないので、フリーズしない状態までサービスやプログラムを止めた。せめてセーフモードで更新出来れば苦労しないのだが・・。
最新版Ver2.3にアップデート後は、通常の起動でもフリーズは起らなくなった。原因はやはり電源関係の制御プログラムだろうか・・。
ただ、購入時はこの状態にならなかった訳だから、なぜこの時期に起こるのか・・それが疑問として今でも残っている。
<追記>
CPUソケット裏側に表面実装されているNEC/TOKIN製Proadlizer(プロードライザー)の過熱・劣化による不具合が原因・・と言う事は、皆さん周知の事実でご存知だと思いますが、AX系のモデルに関してはプロードライザーを交換しなくても、この不具合症状を解決する事が出来るようになりました。
https://www.pcworkman.com/blog/diary.cgi?no=136
https://www.pcworkman.com/blog/diary.cgi?no=135
但し、半田作業は必須です。あと、他のTX系などの機種でOKかどうかは判りませんが・・('◇')ゞ