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VistaPCの製作 - Vol.10 ケースファン交換

やっと鎌平&Kaze-Jyuが到着。
なぜ遅くなったかというと、今どき誰も注文しないような「どうでも良い?」ようなパーツを一緒に注文して、それが中々メーカーから来なかったから・・これはまた後日書くことにしよう。

ところがトラブル発生。
注文したKaze-Jyuは2000rpmの標準モデルの筈なのにパッケージの中に入っていたのは1000rpmの低回転モデル。こんな事って・・あり?仕方ないので急遽予定は変更。試行錯誤していろいろなパターンを考えてみた。

まず、気になっていたテカテカ光っているCPUファン。このファン92mmだと思っていたらファン本体は100mm径/1800rpmなので、取付けようと思っていたKaze-Jyuの代わりにリヤのケース用ファンとして使う事にした。
そしてフロントのHDD冷却用に付けていた92mmのXINRUILIANファンをCPU用として付け替えてみた。

ファイル 15-1.jpg ファイル 15-2.jpg

そしてとりあえず間違って来たKaze-jyu(1000rpm)をHDD用のフロント吸気用ファンとして取り付ける。後日返品交換するつもり?なのでなるべく外し易い所へ取り付けた。1000rpmだし・・どうせ間違えるなら1500rpmのモデルを入れて欲しかった・・。

最後に余った?80mmスポットファンを無理矢理リヤPCIスロットのカバーを4枚はずしてGPU放熱排気ファンとして取り付けてみた。これはとりあえずケース外側に仮止めで取り付けて効果があるか見てみることにした。

ファイル 15-3.jpg ファイル 15-4.jpg

鎌平は5インチベイ3段ぶち抜きで標準的な取り付け。ROMドライブを上にするか下にするか迷ったけどIDEケーブルの長さの問題で現状ではこの取り付けしか出来ないのです。
もういい加減古いIDE・DVD-RWなのでそろそろSATAに買い替えかな・・

ファイル 15-5.jpg

という事で何とか取り付けは終わったが効果は如何に・・?

修理ネタ Vol.1 - A disk read error occurred Windowsが起動しない

期待のケースファンがまだ来ないので修理ネタを一つ。

物理的にHDDが損傷を受けていない場合(要はHDDがBIOSで認識されている場合)に「A disk read error occurred」が表示されて(何も表示されない時もあります)Windowsが起動できない時は、MBR(マスターブートレコード)内のPT(パーティションテーブル)が損傷を受けているケースが多い。
この場合、当然PTが読み込めない、又は書き込まれている情報が実際のHDDの情報と違う為、他のPCからこのHDDを読み込みに行っても未フォーマットの空HDDとして表示されてしまう。

ただし、あくまでOS側から「見えない」という事であり、HDD内のデータはそのまま損傷無く残っているはずなので皆さん諦めないでくださいね。
メーカーさんの修理や一部の修理業者さんではデータは諦めてHDDの交換とOS再インストールなどをしてしまうが、それは早合点で間違っている。

要はPTを再構築してMBRに書き込んであげれば何事も無かったようにHDDは起動するケースがほとんど。
「絶対起動する」と言い切ってしまうことは出来ないが、ほとんどの場合は修復可能なのです。

ちなみにXP/2000の場合、「回復コンソールからFIXMBRを実行すれば良い」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、FIXMBRではPTは再構築されませんのでこの症状は治りません。9x系のFDISK /MBRも同じです。注意してくださいね。

ブートディスクではない場合は市販のデータ救済ソフトを使えばデータの抽出は可能なものもあります・・が、これもソフトによりけりで、PTが損傷を受けていても救済可能なソフトなのかどうか購入前によく確認することが必要です。

最近、立て続けに「この手」の不具合修理が来たので思わず書き込んでしまいました。

VistaPCの製作 - Vol.9 CPUクーラー取付編 その3

CoolerMasterのHyperTX2について「あまり冷えない」様なことを書いてしまったが、そうでも無い様だ。^^;
というのも、サイドフローのタイプなので、かなりケース内のエアフローの良し悪しに左右されるみたい・・。

あれからスポットクーラーの位置を3箇所ぐらい付けたり外したり変更してみたが、それだけで2~3度ぐらい温度が変わってくる。一番温度が下がったのが写真の位置。アイドルで30度近辺になる。これなら納得。

ファイル 13-1.jpg ファイル 13-2.jpg

鎌平を付けた時に効果が期待できるかな?

VistaPCの製作 - Vol.9 CPUクーラー取付編 その2

さて取り付けた後の冷え具合だがCPUアイドル時が36度→32度になって、リテールファンより4度ぐらい冷えるようになった。
ケース内温度は若干低くなったがほとんど変わらない。

ファイル 12-1.jpg

でも正直「こんなもん?」って言うのが素直な感想。
実際もう少し下がる(アイドル28~30度ぐらいまで)と思っていたから少し期待はずれ。取り付け方が微妙に悪いのかもしれない。

ファンもPWM対応では無く、現状フル回転で動作している状態なのでリテールファンより確実に五月蝿く感じる。
リテールファンは1300~1400回転前後で36度位だったが、今のファンがこの回転まで落ちたら温度的に変わらないのではないだろうか・・(ーー;)

バックプレートへの取付けが今一しっくりこなかった感じがしたので、ケースファンを交換する時にもう一度CPUクーラーを外してグリスの塗り直しをしてみようと思う。
(-"-)

VistaPCの製作 - Vol.9 CPUクーラー取付編

さて実際の作業はM/Bの取外しから・・これが面倒くさい・・M/Bの固定ネジを外し1度浮かせてからバックプレートを穴にあわせて裏から差込み、上からミリネジで落ちないように2箇所だけ仮止め固定した。両面テープは使わない。
そしてM/Bを元通りに固定して仮止めのネジを外してCPUクーラーを取り付ける。
グリスは元の熱伝導シートを剥がしてシルバーグリスを使った。グリスはワイドワーク製。

http://widework.jp/

ファイル 11-1.jpg ファイル 11-2.jpg

ソケット周りに干渉物は無く問題無し。近未来の都市に建った高層ビルの様です(^。^)
ただ、クーラー固定用のビスの締め具合がわからない・・どんどん締めていくうちに目一杯締めてしまったようだ・・でも大丈夫のようなのでそのままにしてある。
そしてダースベイダーマスク?を取り付け。これはツメで3箇所引っ掛かっているだけなので簡単に嵌める事ができる。

ファイル 11-3.jpg ファイル 11-4.jpg

カバーとファンもM/Bへの干渉無し。かなり余裕がある。
高さはこのケースの場合ちょうど良い。って言うかギリギリ。これ以上高いものだとM/Bベースを引き出して作業できない。

ファイル 11-5.jpg

M/Bベース・配線を元に戻して終了。
ただ、スポットクーラーの80mmファンと干渉するので位置をずらした。
このファンはカマベー(KAMA-BAY チョコベーではない^^;)が来て取り付ける時に外すつもり。サイドフローのCPUファンに対してはエアフローを乱すような気がする。