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Microsoft AHCI ドライバーでのベンチマーク

さて、今度はVistaに入っているMicrosoft AHCIドライバーでベンチを取ってみた。

ファイル 25-1.jpg ファイル 25-5.jpg

Microsoftのドライバーだと画像の様にATAデバイスとして認識されている。
一方、JMicronドライバーの場合はSCSIデバイスとして認識される。これはたぶんeSATAのホットプラグ機能の関係だろう・・と思う。

ファイル 25-2.jpg

これは空のEドライブ。ICH9のIDEモードより良い数値が出ている。

ファイル 25-3.jpg

これはシステムのCドライブ。やはり同じような傾向。

ファイル 25-4.jpg

HD Tuneのベンチ。
かなり面白いグラフですね。これを見る限りでは全てにおいてJMicronドライバーの方が良い結果です。

<JMicronドライバーでのベンチ結果>
http://www.pcworkman.com/blog/diary.cgi?no=21

JMicronドライバーは最新のVer1.17.44.5を使っています。
最新ドライバーはJMicronのFTPサイトからDL出来ます。
結構頻繁に更新されますので、こまめにチェックしたほうが良いでしょう。

ftp://driver.jmicron.com.tw/jmb36x/

という事で、今回もJMicronの勝ちでした。(^^♪

ICH9 & HDT721032SLA360

前回に引き続き今度はICH9を使ってベンチマークを取ってみた。
AHCIモードはBIOS側でも対応していないのでIDE互換モードでの動作になる。

ファイル 24-1.jpg

これは空のEドライブのベンチ。
JMicronに比べてシーケンシャルの書き込みがかなり遅くなる。

ファイル 24-2.jpg

これはシステムの入ったCドライブ。傾向は同じかな。

ファイル 24-3.jpg

HD Tuneのベンチ。
一定の間隔で転送速度が落ち込む。ドライバーの出来が悪いのかな?
BurstRateはJMicronの2倍出ているが、どうなんでしょう?
AHCIだとBurstRateが低くなるという情報もある。
体感的には差は感じられないです。

という事でこの結果ではJMicron+AHCIの勝ち!という結果です。
(勝ち負けは関係ないけど・・)
次回はVistaのAHCIドライバーでベンチマークをとってみようと思う。
JMicronのドライバーとどっちが勝つか?!(^^)!

Acronics True Image でHDDが見つからない

Acronics True Image Personal2はSATAドライブに対応しているはずなのに、CDからブートして復元させようとすると「HDDが見つかりませんでした」とエラーが出るケースがある。なぜだろう???

ファイル 23-2.jpg

これはSATAモードをエンハンスド・モード(Enhanced Mode)で起動しているからなのです。BIOS設定のSATAモードをIDEコンパチブルモード(Compatible Mode)で起動すれば正常にSATAドライブを認識します。

ファイル 23-1.jpg

但し、この場合はSATAコネクタの1/2番に接続されているドライブだけを認識するはず(Asus-P5Kの場合赤い接続ポート/写真)なので、他のコネクタ(3番以降)に復元に必要なHDDが繋いである場合はとりあえず接続ポートを1/2番へ変更して復元作業をしましょう。当然JMB363の接続ポートも認識しません。

復元が終わってからHDDを繋ぎ直し、EnhancedModeへ変更すれば大丈夫です。

Acronics True Image Personal2 をVistaで使う

AcronicsTrueImagePersonal2はVistaには非対応・・
なぜ非対応なのかと言うと、簡単に言えば「XP以前のWindowsとVistaではブートプロセスが異なっているから、このソフトではMBRの復元は出来ません」という事。
(正確な表現ではないですが勘弁してください)

ファイル 22-1.jpg

HDD全体のイメージバックアップから起動パーティションを復元した後、起動ドライブのMBRを復元をするが、この後に復元した新しいHDDから起動してもVistaのブートマネージャがエラーを出すはず。
たぶんこんな感じのメッセージだったと思うけど・・・

--------------------------------------------------
ファイル:\Windows\system32\winload.exe
状態:0xc000000f
情報:アプリケーションが見つからないか壊れているため、選択されたエントリをロードできませんでした。
--------------------------------------------------

このメッセージが出たら、同じ画面に表示される対処方法メッセージにしたがって、VistaのインストールCDから「コンピュータの修復」をすれば良い。それだけです。
(メーカー製PCの場合はリカバリーツールから可能だと思いますが・・ただリカバリーデータの入っているEISA領域の復元はこのソフトでやったことは無いので何とも言えません)
そうすればMBRが修復され、新しいHDDから復元したVistaが起動する筈です。
定価1,980円!と、安くVistaの環境移行をしたい方はお試しください。(^.^)

※上記手順はすべての環境で出来る事を保証するものではありません。あくまで自己責任において試して下さい。

JMicron JMB363 & HDT721032SLA360

何かと不評のJMicronのHDDコントローラー。
今使っているAsusP5KもIDE/RAIDコントローラーとして搭載されているけれど、何で巷で評判が悪いのかわからない。
私の環境ではまずまずのパフォーマンスで、トラブルも無いので・・。

最近HGSTの新型?の高密度1プラッタHDT721032SLA360を手に入れたので、現在使っているHDS728080PLA380/RAID-0ストライピングの環境からシングルドライブへ環境移行しようと思う。

http://www.hitachigst.com/portal/site/jp/products/deskstar/7K1000.B/

それを兼ねてJMB363のパフォーマンスを計測してみた。

HDT721032SLA360は当然NCQ対応なので、出来ればAHCIモードで運用したい。
AHCIモードはIntelのICH9では未対応なので、JMB363のAHCIモードを使う事になる。

そして環境移行にはAcronics True Image Personal2を使ってHDDイメージを作り、新しいHDDに復元した。
このAcronics、安くて使いやすいのだがVistaには非対応ということで使うのを諦めている方もいらっしゃるかと思うが、実はチョイと捻れば?Vistaでも使えるのです。

http://www.sourcenext.com/titles/sys/72540/

結論から先に言うと引越しは成功。
問題無く新しいHDT721032SLA360はAHCIモードで動作している。
パフォーマンスもICH9を使うより良いみたいです。
やれば出来るじゃん!(^^♪

とりあえず先にCristalDiskMark2.1とHDTune2.55のベンチマーク結果を載せておきます。

ちなみにパーティションは96GB+202GBで切ってみた。
何でかっていうと、単にアクセスの速いプラッタの外周部分をシステムで使うために320GBの30%をシステムに当てただけ。だから中途半端なのです。

ファイル 21-1.jpg

これは空の202GBのEドライブ。DドライブはSeagateのデータ用SATA-HDDが使っているので・・・
前のRAID0より数値は良い。前はシーケンシャルで90MB程度だと思った。HDDも進化が早いですねえ・・。

ファイル 21-2.jpg

これはCドライブ。すでに30GB位使っているのでベンチ的には空のEドライブに劣る。

ファイル 21-3.jpg

これはHDTuneの結果。なかなか素直で良いと思う。
でも何故かBurstRateの値が伸びない。なんでだろ?

以上の結果は、JMB363をAHCIモードで動作させています。
レポートは次へ続く(^^♪