今流行?のUltrabookというIntelが勝手に決めたカテゴリーに属するノートPC。
Acer Aspire S3-951-F54D/F の前バージョンでCorei5を搭載したWin7モデル。
画面が最初はチカチカ点滅・・からどんどん酷くなり、液晶画面が一定の開いた角度でしか表示されなくなり、ついには常時「真っ白」状態と言う症状。
HDMI出力ではBIOSから正常に表示されるので、パネル自体のコントロール基板の不具合またはLVDSケーブルの断線だろうと思われる。
段階的に症状が悪化したのを考えると、LVDSケーブルの不具合が濃厚だろう。
Ultrabookは分解したことが無かったが、液晶パネル部分を含め意外と簡単にすべてバラバラにできる。
予想通りLVDSケーブルはフラットなフレキシブルケーブルで、LEDパネルと言う事もあり幅が1cm程度しかない。この中に40本の信号線が入っている。
こりゃー厳しいですね・・。パーツは単体では流通していないし・・。
結果、メーカー修理をご案内させて頂いた。誠に申し訳ないです。
SSDに交換済みの為、保証は適用されない・との事だったが、メーカー修理の価格表を見ると、普通に比べて結構安いでのはないか?
有償修理でもパネル交換で22,000~33,000円と言う事らしい。
Ultrabookは小型かつ薄いだけに、こういうパーツに負担が掛かるのは当然なのだろう。
まして最近の物は液晶が180度回転したり、360度近く反対に折り畳めるUltrabookもあるので、予想外な不具合が早期に起こり得るリスクを覚悟して購入して欲しい。
個人的にはキーボードが非接触型のSurface系モデルの方がトラブルが少なく思える。