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記事一覧

CMOS電池ホルダー交換 / ケースSW交換

なんて事はない修理作業だが、こんな地道な修理もやってます。

写真はECSのM/Bで、お客様がご自分でCR2032ボタン電池を交換しようとして、固定の爪を割ってしまった。
良くありそうなトラブル?交換前と交換後のスナップ。

ファイル 102-1.jpg ファイル 102-2.jpg

次は「電源が入らない」と持ち込まれたショップブランドのBTOパソコン。
電源ユニット不良だろう・・
と思い、試しに本体スイッチを入れてみると「手応え」がない。
「ふにゃ」っとした感じである。電源を入れた手応えがない・・という表現が適切かも?

ファイル 102-3.jpg ファイル 102-4.jpg

テスターで検査すると、明らかに導通がなくケース側S/Wの接触不良。
途中で切断して新品と交換して終了。無事電源が入る様になった。

今回は、またまた写真整理の投稿でした。汗

HX50B チップセットリフロー

またまた登場SONYのHXシリーズ。ファンは回るが起動しない症状。
今回もメモリ / MCH周りのコンデンサーが膨張していたので即交換。

ファイル 101-1.jpg

交換後、仮組み状態で起動させてみるが症状が変わらず起動せず・・。
うーん。残るはノースのVGAか・・・。

ファイル 101-2.jpg ファイル 101-3.jpg

と言う事で、865チップセットのMCHを再リフローしてみると無事起動した。
Intelチップセットの修理は珍しい。
修理後に再発しないよう、MCH専用の冷却ファンを取り付けた。

もう世代交代しても良いPCだが、希望があれば、どんなPCでも直します。ハート

TX66 液晶交換 / L410 c000021a エラー

2件まとめて、スナップ写真の整理的投稿です。滝汗

< Acer Veriton L410 c000021aエラー >

ファイル 100-1.jpg

c000021aでググると、山ほどヒットする代表的なブルースクリーンエラー。
今回はAMDプラットホーム超小型デスクトップAcer Veriton L410で起きたトラブル。

特定の機種に限られるわけでなく良く起こるエラーのひとつで、大体がHDDの物理的故障などで起こる事が多いが、論理エラーの場合もある。
ただ、今回は診断の結果、チップセットのHDDコントローラー不具合の可能性が強く、お客様が某販売店の延長保証に加入していたという事も有り、メーカー修理に出す事になった。診断のみの作業で終了。

< Dynabook TX/66H 液晶割れ破損 交換 >

ファイル 100-2.jpg ファイル 100-3.jpg

この液晶はAcerなど他のPCメーカーでも使われている液晶パネルだが、同じ30ピンコネクターでも各メーカーにより微妙に配列が違うようだ。
パネル型式の最後の3桁(メーカーリビジョン)に注意しないと正常に動作しない。

TX66シリーズはネット上でも話題になっている電源不具合の多い機種だが、原因はCPUソケットの裏に付いているNECトーキン製プロードライザーというデカップリングデバイス(コンデンサー)の劣化らしい。

パーツも需要が多いらしく品薄で、結構高値で取引されているみたいだ。
リフローで表面実装されているので、これは交換が厄介だなあ・・

VAIO VGN-NR50B キーボードが使えない

最近は面白い修理案件が無く、記事にするのもイマイチだと思うが、場繋ぎ?の意味でスナップを撮った修理案件を紹介していこうと思う。
せっかく撮ったのに、直ぐゴミ箱行きももったいないし・・♪

タイトルも何と書けば良いか迷ったが・・タイトル通り。
VAIO特有と言う故障ではないのだろうが、Vistaのログイン前にキーボードとタッチパッドを認識せず、ログイン出来ないという症状。

USB接続のキーボードを持っていれば問題ないはずだが、ノートPCしか持っていない方は、かなり困るんじゃないかと思う。

ファイル 99-1.jpg

USBキーボードを接続してログインしてみると、キーボードとマウスパッドが競合してビックリマークが付いている。
何故、キーボードがHIDデバイスとして認識されているかは不明。

対策は両方共、一度削除してドライバーを再インストールすれば良い。
VAIOの場合は「標準PS/2キーボード」としてインストールされるようだ。

まあ、VAIOだから原因不明なのかもしれないですね。ドクロ

hp m9580jp GeForce9800GT 再リフロー

ゴールデンウィーク前後はとても忙しく、久しぶりの投稿。
投稿していなくてもちゃんと営業していますので・・汗

今回はhp製m9580jpと言うモデルの修理。jpが付いているので日本向けのオリジナルモデルなのだろう。
電源を入れるとご覧のとおり「超インベーダーゲーム」画面になる。
超文字化け。まさに宇宙語だ。見ているだけで気持ち悪くなる。滝汗

ファイル 98-1.jpg

原因は明らかで、搭載されているGeForce9800GTのGPU半田クラック。
再リフローの作業をする。

ファイル 98-2.jpg ファイル 98-3.jpg

このPCはM/Bを上下逆に取り付けた「倒立レイアウト」バージョン。
面白いとは思うが、個人的にエアーフローの点で疑問があるので、お勧めはしない。

ファイル 98-4.jpg

再リフロー後に拡張ボードのレイアウト変更をした。
VGAボードの上側(本来は下側)に取り付けられていたSoundBlasterボードを1スロットずらして、GeForceとの隙間を開け多少でも放熱の邪魔にならないように変更。
写真は表面温度を計測中。アイドル時でも53度ぐらいまで上がる。

ファイル 98-5.jpg

ただこれはGPUヒートシンクを覆っている黒いスチールカバーに細工をして熱がカバーに伝わり易くなるように改造している。
以前の状態よりカバー側に熱が伝わって熱くなっているはずだ。

写真は無いが、この後ボードの隙間に排気用スロットファンを取り付けた。
多少でも以前より熱の排気が出来る状態になっていると思うし、サウンドカードに熱の影響が伝わりにくくなったと思う。

スロットファンを付けるとM/B側にあるIEEE1394のコネクタは使用ができなくなる。
これは了承済みで問題無し。

ところでIEEE1394を使っているWindowsユーザーって居るのだろうか?…
FireWireやiLinkという言葉さえ知らないユーザーが多いのではないだろうか・・。