ゴールデンウィーク前後はとても忙しく、久しぶりの投稿。
投稿していなくてもちゃんと営業していますので・・
今回はhp製m9580jpと言うモデルの修理。jpが付いているので日本向けのオリジナルモデルなのだろう。
電源を入れるとご覧のとおり「超インベーダーゲーム」画面になる。
超文字化け。まさに宇宙語だ。見ているだけで気持ち悪くなる。
原因は明らかで、搭載されているGeForce9800GTのGPU半田クラック。
再リフローの作業をする。
このPCはM/Bを上下逆に取り付けた「倒立レイアウト」バージョン。
面白いとは思うが、個人的にエアーフローの点で疑問があるので、お勧めはしない。
再リフロー後に拡張ボードのレイアウト変更をした。
VGAボードの上側(本来は下側)に取り付けられていたSoundBlasterボードを1スロットずらして、GeForceとの隙間を開け多少でも放熱の邪魔にならないように変更。
写真は表面温度を計測中。アイドル時でも53度ぐらいまで上がる。
ただこれはGPUヒートシンクを覆っている黒いスチールカバーに細工をして熱がカバーに伝わり易くなるように改造している。
以前の状態よりカバー側に熱が伝わって熱くなっているはずだ。
写真は無いが、この後ボードの隙間に排気用スロットファンを取り付けた。
多少でも以前より熱の排気が出来る状態になっていると思うし、サウンドカードに熱の影響が伝わりにくくなったと思う。
スロットファンを付けるとM/B側にあるIEEE1394のコネクタは使用ができなくなる。
これは了承済みで問題無し。
ところでIEEE1394を使っているWindowsユーザーって居るのだろうか?
FireWireやiLinkという言葉さえ知らないユーザーが多いのではないだろうか・・。